2016.08.03

サーキットあづみ野 with KT100SEC

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長野県北安曇郡の「サーキットあづみ野」を走ってきた。
全長680メートル、やや小ぶりな時計回りのコースだ。

乗ったマシンはコースがレンタルしているKT100SEC+SL02タイヤ。

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SL02は恐ろしく古い規格のタイヤだ。しかもテッテー的にすり減っていて、ふつうなら使い物にならないレベル。が、リストリクター付きのエンジンだったから、ヘタレたタイヤも気にはならなかった。

リストリクターというのは、初心者用カートなどに取り付けてパワーを抑える吸気制限装置だ。ノーマル吸気に比べると、このコースでは、どんなに速いドライバーでも3秒前後、タカハシ級のリアル・タコドライバーなら、軽く10秒は遅く走れるようになる。
そのおかげで、タイヤが多少バカになっていても、ドライバーが相当カスだったとしても、安全にカートが楽しめるというわけだ。

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サーキットあづみ野のトラックは、インフィールド・セクションに大きな特徴がある。

コース前半は、まるで遊園地の子供用ゴーカートみたいなウルトラ低速コーナーばかり。後半に入ると、ちょっとはアクセルを開けられる中高速セクションになるが、それでもさほどのスピードは出ない。
ただ、たしかにスピードレンジは低いものの、リアタイヤを縁石に当ててカートをバウンドさせながら空中操作で切り返すS字コーナーなんかもあって、なかなかトリッキー&スリリングな3Dドライブが楽しめる。

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さて、ふだんは一人さびしくコースをぐるぐる回っているタカハシだが、せっかく長野まで遠出したんだからと、友人を誘ってレンタルマシンをシェアすることにした。
相棒は、車山高原で「スクアミッシュ」という宿を経営している中橋さん。かつてジムカーナで数々の実績をあげた競技ドライバーだということは知っていたが、聞けばカート経験はほとんどないという。

……コレはイケる!

カート経験の差をみせつけ、本格派のモーターアスリートを打ち負かす大チャンスではないか! タカハシは勝利の予感に胸をおどらせ、ミョ~に目をギラギラさせて彼をコースに出迎えた。

ところが実際に走り出してみると、(ほぼ)初カートにも関わらず、中橋さんは即座に好タイムを連発。走行開始後わずか5分で、タカハシが思い描いた夢の大勝利計画はガラガラと音をたてて崩れ去った。

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……コレはマズイ。

瞬時に状況を察知した軍師タカハシが、ただちに中橋さんへの敵対政策をやめ、冷たいお茶とお菓子、清潔な汗拭きタオルをご提供し、心のこもったドライバーケアに徹して、和睦をめざす戦術に切り替えたことはいうまでもない。

だが、モータースポーツの世界は非情だ。

10年にわたる地道な練習も、欠かさず続けた筋トレも、入門マニュアルを読み漁って詰め込んだ豆知識も、手の込んだ和睦戦術すらも、きらめく天性のドライビング・センスの前には一瞬で消し飛び、この日タカハシは暗く冷たい敗北の闇に包まれることとなった。

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あの失意と屈辱の大黒星から約2年、先日ふと思い立って中橋さんを訪ねてみると、彼が裏庭の倉庫にマイカートを隠し持っているのを発見した。
かつての大勝利に気をよくしたのか、最近中古カートを修理して、いつの間にかカートオーナーにまで成り上がってい(やがっ)たのだ!

160803azumino_exx中橋さんのカート。超旧式フレーム+KT100SDだが練習には充分

以来、中橋さんからは「早くサーキットあづみ野に走りに来い!」と矢の催促が届くようになった。

だがクレバーな軍師タカハシが、そんな見えすいた罠にかかるハズがない。
次回の中橋戦では、どうにかして「おなかが痛くて欠席。でも不戦勝」というリザルトを手に入れられないか、いま各方面と激しく調整&画策中である(泣)。

■Squamish■←リゾートイン・スクアミッシュのサイト
↑よく探せば、なぜかタカハシのイラスト作品まで見られる☆
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■Circuit Azumino■←サーキットあづみ野のサイト

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2014.03.27

新東京サーキット

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東京ディズニーランドは東京にではなく千葉にある。そして新東京サーキットも東京にではなく千葉にある。
東京ディズニーランドは日本一有名な遊園地であり、新東京サーキットもまた日本一有名なカートコースである。

140306m02芸能人がカートでレースごっこをするようなTVショーのロケでは、新東京サーキットが好んで使われる。都心からのアクセスのよさや、観客席などの付帯設備が充実していてテレビ映えすることが大きな理由だろう。モータースポーツにぜんぜん関心がなくても、テレビでこのコースを見知っている人はけっして少なくないはずだ。

140306m03_2タカハシも、この高名なコースにチャレンジしようと、ショップのレーシングカートをレンタルして走ってみることにした。カートは、KT100SECエンジンにセミ・ハイグリップのMOJOタイヤの組み合わせ。最近の初心者向けレンタル・レーシングカートのデファクト・スタンダードともいえる。

新東京サーキットのトラックは、全長936メートル、反時計回り。そこに7つのコーナーが組み込まれている。中高速系のコースで、いくつかのブレーキング・ポイント以外は、ほぼベタ踏みの開けっぱでガンガン飛ばせる爽快なレイアウトだ。

140306m04いちおう大小さまざまなコーナーがあるが、とりたててクセのあるコーナーはない。ファイナルのモナコヘアピンだけはクイックなステアリングとブレーキのコンビネーションが必要だが、他はレーシング・ドライブの教科書に出てきそうな行儀のいいコーナーばかりで、基本的なドライビングができる人なら、攻めの走りを楽しむのもとくに難しいことではない。

140306m05にもかかわらず、タカハシはあっちで飛び出しかけ、こっちでハーフスピンをくらい、広大なコースのどこを走っていいのかもわからず悪戦苦闘させられた。おまけに後半に入ると強烈な横Gで首がぺろんぺろんになり、走行終了のチェッカーを待たず、はやばやと走行を切り上げるハメになった。

ずいぶん長くカートに乗っているくせに、カート・ドライビングの基本がまったくわかっていないどころか、カートドライバーとしての肉体の基本すらできていないタカハシの惨状を露呈する結果だったといえる。

140306m06東京(といいつつ、じつは千葉)ディズニーランドでは、耳のまるい黒いネズミが園内を這いまわり、来場者を喜ばせているそうだ。夢の国で黒ネズミと戯れたい人は千葉の浦安へ行くとよいだろう。

いっぽう新東京(といいつつ、じつは千葉)サーキットでは、首がぐらんぐらんになったタカハシがのろのろとコース上を這いまわり、他のドライバーに迷惑をかけている。高速コーナーでタカハシを蹴散らして気晴らしがしたい人は千葉の市原へ行くとよい。

どちらも千葉屈指のアミューズメント・スポットだから、それなりに充実した休日を楽しめる。だが、もし女の子との初デートを成功させてプロポーズに持ち込みたいとか、大切な取引先のご家族を接待して新規の契約をもらいたいと思ったときは、迷わず浦安のネズミランドを選ぼう。
なにしろ千葉には、遠く江戸時代の昔から「カートの勝者になりたければ市原に行け、人生の勝者になりたければ浦安に行け」という名言すらあるのだから。(←ないない)
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2013.11.23

サーキット秋ヶ瀬 with ガレージC

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荒川河川敷にあるサーキット秋ヶ瀬は、全長608メートル、反時計まわりのカート&ミニバイクコースだ。タカハシの西日本のホームコースが琵琶湖スポーツランドなら、東のホームにあたる。

ここを走るときは、いつもすぐ近くのガレージCというショップでマシンを借りている。

たまたまこのショップのカートレンタル・サービスが、「あそびゅー!」というレジャー情報サイトに掲載されることになり、誰かがカートで楽しげに遊んでいる写真がほしいからと、コースサービス担当・岡田くんが、走行中のタカハシを撮影してくれた。写真をわけてもらったので、このブログにもあげておく。

131123m02_2ガレージCのレーシングカート・レンタルは安価で手軽。カート初体験のドライバーにも最適だ。自動遠心クラッチ付きのKT100エンジンを積んだカートを半日1万円で借りられる。ほかにコース走行費4000円が必要だが、ガソリン代やレンタルウェアなどはすべて含んだ料金だ。レンタル回数や規定タイムなどの条件をクリアすれば割引もあるから、たくさん乗ればさらに安く楽しめる。

雨が降っても、本人さえ希望すれば走らせてくれるのも、ガレージCのレンタルの特長だ。

滑りやすいレイン・コンディションは、上級者にとっては、繊細なマシンコントロールを身につけるチャンス。いっぽう初心者にとっても、コーナリングフォースの負担が小さく、ラクしてたくさん走れるチャンスでもある。
しかし雨の日はカートが壊れるリスクもあるため、たいていのショップはやりたがらない。レイン・ドライブは、どこにでもありそうにみえて、じつはけっこう珍しいサービスなのだ。

131123m03_2コースサービスは親切で、技術力も高い。タカハシのように、「どーやったらまっすぐ走れるの?」と泣きながら初歩的な質問ばっかりするドライバーにもていねいに教えてくれるし、上級者が「2コーナーの入口でフロントがちょっとアウトに逃げるんだよねえ」とかなんとか、やたら専門的なことを相談しても、チャッチャと的確にセッティングしてくれる。

ビビりきって目を血走らせ、必死にステアリングにしがみついているタカハシの写真からは、カートの楽しさがいまひとつ伝わりづらいかもしれない。が、ヘタレなタカハシですらカートに乗れるってことだけはよくわかるだろう。タカハシでも乗れるのだから、むろん女子でも中学生でもバカでも猿でも簡単に乗れる。(リアルな猿だと、ちょっと練習が必要かもしれないが)

四輪モータースポーツに挑戦してみたい人、峠のドリフトごっこでハデにとっちらかって痛い目に遭った人、スピード違反を気にせずクルマでカッ飛ばしてみたい人、遊園地のゴーカートで軽くテングになってる人などは、まず手軽なカートレンタルで小さなリアル・レーシング・カーを体験してみるといいだろう。

↓■「あそびゅー!」■ガレージCの紹介はこちら↓
ガレージCのレーシングカート・レンタル

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※Photo by Syogo Okada/※料金等は2013年11月現在

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2013.08.14

榛名MSL+KT100SC アカサカRS

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KT100エンジンで榛名モータースポーツランドを走ってきた。

榛名のコースは全長900メートル、反時計まわり。ワイドなトラックと、ゆとりのランオフエリアのおかげで、事故の少ないコースとしても知られている。

130814m01コース図でみると180度ターンの単調な繰り返しっぽいレイアウトだが、じつはどのコーナーもそれぞれまったく性格が違う。
ちょっと走っただけではレコードラインがわかりにくいうえ、舗装のグリップが低く、ブレーキングと荷重移動に、やたら繊細なテクニックが求められるコースだから、そーとーうまいドライバーじゃないとタイムを削るのに苦労するだろう。

130814m02初心者にはイージー、そして上級者にはチャレンジング。このマニアックなコース・レイアウトの味わいが、榛名最大の魅力ともいえる。

カートはARSアカサカ・レーシング・サービスでレンタルした古いアルファフレーム。KT100SCエンジン搭載、セミ・ハイグリップのMOJOタイヤ付きだ。
130814m04_2ガチの初心者がKTエンジンに乗ると、グリップの薄いタイヤでは、一気にスコ~~ンとスピンアウトすることもある。ハイグリップ系のタイヤを使うのは安全対策の一環だ。

でもタカハシは、それだけじゃまだ不安なので、念を入れてリアバンパーに初心者マークを2つも付けてもらった。
こーしてガッツリ初心者感を出しておけば、ヘタレなカメ走りでコースをふさいで速いカートに激突されても、シクシク泣きながら無実を訴えれば、哀れに思って許してもらえるかもしれないからだ。

130814m03ARSは、レンタル用カートでもメンテの手を抜かない。なかでも特筆すべきは、走行前の入念なシート合わせだ。

一般的なレンタルカートでは、背中に適当なスポンジを詰め込んでポジションを合わせる。だが、それだとシートのホールドが甘くなったり、手足の位置関係が悪くてギクシャクすることも多い。
またカートの最重量パーツ(←つまりドライバー)の位置が動くから、かんじんの前後の荷重配分が狂う。130814m05ポジション合わせと引き換えに、恐怖のウルトラ・オーバーステアと格闘するハメになることもしばしばだ。

そのためARSでは、事前にドライバーの体格に合うシートを用意し、ペダルとステアリングの位置調整をきちんとやっている。ショップにとっては、いまいち目立たないわりに手間のかかる損な作業だが、ドライバーにとっては効果絶大。ポジションさえキマっていれば、どんなカートも圧倒的にスムーズにドライビングできるからだ。

130814m06おかげでタカハシは、鬼の形相で榛名を攻めまくる地元ドライバーたちに情け容赦なくバカスカ抜き去られながらも、2つの初心者マークの結界に守られ、観光ドライブ気分でのんびりカート走行を楽しむことができた。

なるほど、セッティングの基本はやっぱりポジションか……なんて、何年もカートに乗ってて、今ごろそんなこと言ってちゃマズイ気もするが、永遠の初心者・タカハシとしては、130814m07生きてるうちに気づいただけでもラッキーだ。

とはいえ、このままコース上に放し飼いにしておくと他のドライバーの迷惑になるので、次回から、リアの初心者マークは3つに増やしてもらうつもりでいる。

このコースでは、ピカピカのリアル初心者ドライバーでも、外側がズタボロに劣化してるのに中身だけ初心者なタカハシ的ドライバーでも、なるべく速いカートに乗ったほうが楽しめる。スポーツカートからのステップアップにも最適なので、一度はぜひ榛名でレーシングカートを体験してみてほしい。

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■【ARS ARRIVE & DRIVE (レンタルカート専用ページ)】■←ウエブサイトはここから

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2013.06.03

2013 SWGP WEST rd.01 琵琶湖

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ほかの人はそうでもないのに、タカハシだけが異様に熱望していたスモール・ワールド・グランプリ西日本大会が琵琶湖スポーツランドで開催された。2013年の開幕戦&ヘタすると最終戦にもなると噂される大注目のレンタルカートバトルだ。

130602mswgp010_2ふだんなら、キャピー(←古っ!)な女子とか、ヒッキー(←やや古っ!)なクルマゲーマーを狙って、タカハシでも勝てそうなヤツばかり掻き集めて開催するのだが、今回の参加者はなぜか全員ガチのレース系。関西エリアのバイクレースでブイブイいわせまくっている頭のオカシイ人たちばかりが戦うハイレベルなグランプリとなった。

130602mswgp020いつもは参戦権のない主催者タカハシも、「全エントラントが公式レース経験者の場合には、主催者でも参加できる」というSWGP特別規則が適用されたため、勇んでエントリー。歴戦の猛者たちにまじって走らせてもらえることとなった。

130602mswgp030レースは予選なしの決勝ヒート10分一本勝負。計6名のドライバーが参加し、先着順グリッドのスタンディング・スタート方式でおこなわれた。

ポールポジションから好スタートを決めたのはY.Hosomi。そのままホールショットを奪い、後続を突き放しにかかる。その直後、2位争いの集団内で、早くもこのレース最大のアクシデントが発生した。
130602mswgp040_2かろうじて集団にくっついて走っていた主催者タカハシが、いきなりムリクリな特攻オーバーテイクを試みたところ、前を走っていたT.Atsushiにインサイドから激突。おもくそコースオフさせてしまったのである。

130602mswgp050_3ジェントルな立ち上がりをみせたこのレースも、アホ主催者がやらかした非常識なアクシデントをきっかけに、エントラントの怒りが爆発。大波乱のなか、各所で激しいデッドヒートが展開されることとなった。

幼少期に習得したモトクロス走りで乱戦をかいくぐり、ポール・トゥ・ウィンをきめたのはY.Hosomi。酔えば酔うほど速くなるドランク・ドライバーY.Shigeが、奇跡のノンアルコール走法で熾烈なバトルを制して2位を獲得。さらに130602mswgp060サーキットの念仏伝道師、2006年チャンプY.Oshoが見事3位表彰台に食い込んだ。

主催者タカハシの非道なテポドン攻撃により後退を余儀なくされたモタード・スターT.Atsushiは、スピンアウト後も驚異の追い上げをみせたが、惜しくも半車身とどかず4位でチェッカーを受けた。

130602mswgp090ポディウムに立った栄えある3名には、それぞれ豪華副賞(←日産GT-R/シボレー カマロ/アストンマーチン DBS)(←のラジコン)が贈呈されたが、タカハシがうっかりシャンパンを買い損ねてシャンパンファイトをやらなかったうえ、写真撮影すら忘れてふつーに解散してしまったため、なんだか締まりのない表彰式となったのが残念だ。

130602mswgp080ところで、全世界が注目していたタカハシのリザルトだが、「主催者であるにも関わらず、悪質な走路妨害によってエントラントを押し出し、本来のポジションを失わせた」として、残念ながら競技長より「失格」のペナルティをくらった。

130602mswgp070悪質ドライバーとしてSWGP永久追放にならなかったのは不幸中の幸いともいえるが、せこいペナルティを押し付けられたおかげで、タカハシにとっては苦い思い出のグランプリとなったことはいうまでもない。

まったくむかつく競技長だぜ。チッ!

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■RESULT:
Winner="モトクロスの瞬殺王子"Y.Hosomi
2nd="ドランク・ドライバー"Y.Shige
3rd="サーキットの念仏伝道師"Y.Osho<以上入賞>
4th="モタード・スター"T.Atsushi
5th="staffマイスター"M.Toru<以上完走>
失格="タコドライバー"K.Takahashi <3か月間のSWGP出場停止処分とする>

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※Photo by Achupiro"Bio-mecha-borg"Hayashi

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2012.05.07

F.ドリーム平塚 Night Drive

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ちょっと前までは「F-1ドリーム平塚」を名乗っていたが、さいきん微妙に名前が変わって「F.ドリーム平塚」になった。権利関係のモメ事でもあったのだろうか。その名のとおり、神奈川県平塚市にある。

120507m01アスファルトにパイロンをならべ、部分的にゼブラ縁石を設けた、470メートル・時計まわりのレンタルカート専用コース。ショート・トラックに10個ものコーナーを詰め込んでいるから、ステアリングが忙しく、横Gがあまりかからないわりに、腕や手首には厳しいレイアウトだ。

120507m02200ccのスバルEXエンジンを積んだカートは、ガチ初心者にはオーバーパワー気味だが、そのぶんトルク感たっぷりでスリリングだ。スロットルワークが単調なコースだが、ブレーキとステアリングにはそーとーの繊細さが必要だから、上級者でもじゅうぶん楽しめるだろう。

夜間の営業時間が長いのも特徴のひとつだ。22時まで(冬期は21時まで)走れるため、仕事帰りに立ち寄るドライバーも多い。
120507m05ただ、照明が一部でかなり暗い。慣れれば問題ないが、初めて走るパイロン・コースが真っ暗闇だと、どこにコーナーがあるかさえわからない。むやみと当てずっぽうに進入すると、いきなりウォールに突き刺さったりするから、せめて最初の数ラップは控えめにいきたいところだ。

120507m04今回は、大雨警報発令のなか、ナイト+超ヘヴィ・レインのコンディションで走ってきた。レインウエアは借してくれるが、一度でも水たまりに突っ込むと、下着まで瞬時にびしょ濡れになる。雨具はたんなる気休めだと思っておこう。
雨のナイトランでは、照明が乱反射して前が見えなくなるのを防ぐため、(ほんとうはよくないんだが)120507m03ヘルメット・シールドを上げて走らざるを得ない。しかし、その状態でうっかり水たまりを踏むと、高圧のドロしぶきがドバドバ目に入ってくる。おかげで、生まれて初めて「眼球がドロまみれになる」という体験ができた。

1日1000円走り放題のレディスデーが設定されていたりして女子にも居心地がいいコースだから、手近な女子にカートの難しさをみっちりわからせ、ガツ~ンと一発いいところを見せたい男子にもおあつらえ向きだ。
120507m06ただ万一、連れていった女子がやたら運転がうまくて自分より速いと、逆に赤っ恥をかく。なるべくトロそうな子を厳選しよう。モータースポーツを見たことも聞いたこともないのはもちろん、エンジンとニンジンの区別もつかない女子がよい。幼児期からピアノとソロバンと活け花を習い、小学校でウサギの世話係を押し付けられていたタイプが最適だ。
少女マンガ各誌の情報によれば、そういう内向性女子は、ぴらぴらフリルのスカートをはき、縦巻きロールの金髪に巨大なリボンをつけ、眼球に無数の星を散りばめた異様な姿をしているらしいので、誰でもすぐ見分けがつくはずだ。

120507m07しかし、せっかく苦心して女子を確保しても、かんじんのドライバーが、タカハシのよーにしょっちゅうウォールに突き刺さったり、眼球をドロまみれにして、ろくに前に進んでいないようでは恥ずかしい。猛練習により、せめて他人に指をさして笑われたり、後ろから尻を蹴飛ばされないくらいのテクニックは身につけておこう。

120507m08カートで女子にいいところをみせ、喝采を浴びるという夢は、脳の発育が中2レベルで停止している大半の日本男児が胸に抱く壮大な野望のひとつだが、その実現には少なくとも数年の地道な努力を要する。
場合によっては、F1レーサーになったり、ハイテク探査ロケットを打ち上げて木星に到達したり、相撲でオリンピックに出るよりも難しいプロジェクトだと知っておこう。野望への道は、はるかに遠く、おそろしく険しいのだ。(泣)
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※料金等は2012年5月時点。

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2012.03.25

カートランド関越

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カートランド関越は、群馬県高崎市のレンタルカート専用コース。コースレイアウトがほぼ毎月変更され、さまざまな走り方が楽しめるのが最大の特長だ。
120324m01タイヤバリアを並べ替えてパーテーションを切り替え、AからLまで12パターンのコースが作られている。それぞれ時計・反時計回りができるから、計24種類もの異なるコースが一カ所で楽しめるというわけだ。
タカハシが走ったときは、Gコース・反時計回りに設定されていた。

120324m02このコースを走る一般カートには、GX160エンジンを積んだ標準グレードと、ビレルN35フレームに4サイクル200ccエンジンを積んだ上級グレードがある。タカハシは運よくN35に乗ることができた。

120324m03エンジンはヤマハMZ200。カート用としてはややマイナーな機種で、同クラスのスバルEX21などと比べると、動力性能もちょっと控えめだ。
めいっぱい踏んでもトルクでとっちらかることがなくスタビリティが高いため、タカハシのよーな下級ドライバーには嬉しいんだが、腕自慢の上級ドライバーとなると、なかにはちょっと物足りない人もいるかもしれない。

120324m04しかし絶対速度は抑えられているものの、中低速でよくねばるエンジンと、タイト・ターンが続くインフィールドとのマッチングはよく、じゅうぶん楽しめる。
とりわけN35はステアリングが重いため、タイトなコースをハイペースで走ろうとすればそれなりの腕力が必要で、アタックではテクニックだけでなく、ドライバーの体力も試される。

常設の単一レイアウトじゃないこともあって、物理的なコーナーの形と走行ラインの差がきわめて大きいのもひとつの特徴だ。
ライン取りの巧拙は、極端にラップタイムにひびくが、逆にいえばそれだけラインの自由度が高いということで、一見すると抜きどころがなさそうな狭いコースにもかかわらず、バトルに慣れたドライバーなら、駆け引きしだいでオーバーテイクが楽しめるのも素晴らしい。120324m05

なおGコース・反時計回りでは、ブレーキはせいぜい一部でなめるように使う程度で、さほど根性も要らない。そのかわりアクセルワークにはそれなりのテクニックが必要。全開でもいけるからと、アホみたいにいつも床まで踏みっぱにしていると、かえって遅くなることもあるから要注意だ。

120324m06カートランド関越の最大の魅力は、多彩なコースパターンで、いつまでも飽きずに走れるところだが、タカハシにとってはそれ以外の意味も大きい。

コースが変わればラップタイムも変わる。つまり月が改まりさえすれば、いつまでも他人とベストラップを比べずにすむため、あとからガックリ落ち込んだりメソメソ泣いたり暴れたり首を吊ったりしなくてイイのである。

120324m07だいたいカートドライバーというものは、なんであんなにベストラップにこだわるのだろうか。
自分のことを速いと認めてくれない相手に対しては、母親のヘソの形状まで持ち出して罵倒合戦を繰り広げ、スパナとレンチでボコボコ殴り合い、はては夜中に陰湿な無言電話をかけて電話代のムダづかいまでするのだから気がしれない。

120324m08しかしカートランド関越ならば、どんなクソタイムで走っても、一カ月経ってしまえばコースそのものがこの世から消えてしまい、すべてがチャラになる。「いや~あのコースレイアウトってタイム出ないんだよね」とかなんとか言い逃れしても、もう誰からも批判されなくなるのだ。
傷つきやすい永遠の妄想最速レーサー タカハシにとって、これほど安全・安心なサービスが提供されているコースは他にはない。

120324m09_2走行料金は、3周1000円、10周2000円。スタッフも親切だから、右も左もわからない初心者はもちろん、ものの善悪の区別さえつかないタカハシでも、まったく不安なくカートを楽しめる。
せっかくその場限りのコース設定になっているんだし、気張らずちょいちょい立ち寄って走ってみるといいだろう。
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※料金等は2012年3月時点

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2012.03.16

レンタルカート・フェスティバル

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レンタルカート・フェスティバルは、各地のレンタルカート場がチームを作り、ふだん走らせているカートを持ち寄って戦う耐久レースだ。数人のドライバーが1チームとなり、交代しながら5時間走って周回数を競う。
年に1度、オフシーズンの冬場におこなわれており、今年もツインリンクもてぎ北ショートコースで第7回が開催された。

120316m01初心者や女性、子供からおじいちゃんまで、誰もがエントリーできる手軽なレースなので、タカハシのよーなヘタレドライバーにも参加するチャンスはある。
あらゆるツテを頼り、あらゆる卑劣な手段を駆使し、ペコペコと頭を下げまくった甲斐あって、レンタルカートチーム F1リゾートKCに潜り込み、ほんの少し走らせてもらうことに成功した。

いちおうレースではあるものの、ピリピリと緊張感あふれるレーシングカートの公式戦とは違い、会場は町内運動会っぽいのんびりしたムード。なんとなく「速い順に順位がつく走行会」といった雰囲気だ。
120316m02それでも44台が出走する大規模なイベントだけに、PWRC(量産車世界ラリー選手権)元チャンプの新井敏弘選手が参戦していたり、キャラクターの着ぐるみ人形や、レース・クイーン、テレビクルーまで出てきて、演出はなかなか華やかだった。コース各所にしっかりオフィシャルが配置され、ウォームアップ・ランにペースカーの先導もついて、進行も本格的だ。

120316m05_2ただし予選はやらない。決勝のスターティング・グリッドはクジ引きで決める。我がF1リゾートKCは、なんと44番グリッドからのスタートだった。
出走44台中、最後尾を引き当てるのは、ポール・ポジションを獲得するのとまったく同じ超難関だから、120316m04すばらしいといえなくもないが、率直にいえば最悪の結果であった。

このチームのくじ運の悪さは尋常ではない。
なにかドス黒く、ぬめぬめと湿っぽい不吉なモノがチームを敗北のドロ沼に引きずり込もうとしている……そんな予感さえ漂う不穏なスタートとなった。

120316m03スタート直後、オープニング・ラップの第一コーナーで1台のカートが横転。そこへ次々に後続車が突っ込み、多重クラッシュが起きてレースは赤旗中断、ドライバー1名が救急車で運ばれるという不運なアクシデントが発生した。しかし我がチームのエースドライバーは、120316m06巧みにこのアクシデントを回避し、みごとリスタートを決めてくれた。

F1リゾートKCには5人のドライバーが所属しているが、スタートやゴールといった大事なポイントは、当然ながら速いドライバーが担当する。タカハシは、なるべく勝敗に影響がないようレース中盤の無難なパートを走らせてもらうことになった。
天気もよく、もともとそんなにスピードが出ないマシンだから、レースというよりドライブ気分で楽しめたのはいいが、悲しいことに鼻歌まじりに気分よくラップを重ねるたび、他のチームメイトが苦心して築き上げたタイムの貯金がガンガン目減りしてゆく。

120316m07そのため、速いドライバーのなかに1人だけ遅いドライバーが混じっているチームの常として、リザルトはトップでもドン尻でもなく、28位という、どうにもしまりのないものになってしまった。

喜ぶことができないのはもちろん、さりとて笑うこともできないハンパなこの結果だけを見ると、何ひとつ得るものがなかったレースにみえるかもしれない。だがそんなことはない。少なくともタカハシは、このレースによって「もてぎの赤い泥ガッパ」という新たな呼び名をゲットしたからだ。

120316m08もてぎの北ショートコースには、チームを敗北のドロ沼に引きずり込む赤い泥ガッパが棲んでいる。

そいつは、いつも悲しそうな目をして、お昼ごはん兼おやつのミニアンパンを片手にピットをフラフラしている。しかし憐れみから気安く声をかければ、必ず不幸が訪れる。
F1リゾートKCは、ドス黒い2ストロークオイルにまみれた泥ガッパに背後からしがみつかれ、なすすべもなく敗北の底なし沼に沈んでいった。情け心を出したばっかりに、貴重なレースを落としたチーム首脳陣の無念は察するに余りある。

カートドライバー諸君は、彼らの苦い経験を無にしてはならない。もしカートコースで泥ガッパに遭遇しても、「見ナイ、触れナイ、エサをやらナイ、走らせナイ」の泥ガッパ4ナイ原則を守り、ぜひとも素晴らしい戦績を収めてもらいたいものである。

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2012.01.18

ツインリンクもてぎ 北ショートコース

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ツインリンクもてぎは、栃木県にある国際レーシングサーキットだ……なんて、いちいち説明する必要はあまりないだろう。120118m02もてぎが誇る日本初の本格的なオーバルコースでは、2011年までインディカーレースが開催されていて、その名は一般にも広く知られている。

北ショートコースは、そのすぐそばにくっついているオマケっぽいミニコースだ。といっても、全国でも数少ないCIK国際公認コースだけに、カート用としては飛びぬけて立派な施設をもっている。
トラックは全長982メートル、反時計まわり。さまざまなタイプの9つのターンが巧みにレイアウトされており、ドライビング・テクニックの奥行きが試される素晴らしいコースだ。
120118m03ただ、エスケープゾーンに少しでもタイヤを落とすと派手な砂ぼこりが上がり、路面がダスティになりやすいことと、やたら走行料金が高いのは欠点だ。もっとも、コースを踏み外さなければ砂ぼこりは上がらず、金さえあれば払えない料金でもないから、タカハシのごとくヘタクソ&貧乏なドライバーでなければ、たいした欠点じゃないともいえる。

たまたま知り合いのレンタルカートチームから声をかけてもらい、運よく彼らのマシンでこの北ショートコースを走ることができた。

120118m04カートは、ビレルのフレームに4ストローク210ccのスバルEX21を積んだもの。レンタルカート場によくある、ごく標準的なマシンだ。
狭いコースでなら充分パワフルなEX21エンジンも、さすがに北ショートコースに持ち込むと、ひどく頼りなく、おそろしく遅い。2 ストロークのKT100エンジンや水冷125ccとの混走では、あまりにも速度差が大きすぎ、危険さえ伴う。
120118m05のんびり前なんか見て悠長に運転してると、コーナーにさしかかるたび、目を血走らせた連中が、背後からガンガンぶつけまくってくるから、四六時中、後ろばかり見て走らなくちゃならないほどだ。

120118m06とはいえ、スピード自慢の他のチームメイトたちに比べれば、ふだんから「サーキットのミドリガメ」の異名をとり、他人に抜かれ慣れているタカハシには、わりあい走りやすい状況だったともいえる。
まるでコース脇に転がっている石コロのごとく完全に自分の気配を消し、ほとんどすべてのドライバーに踏みつけにされ、ときにはコースサイドへ蹴散らされつつも、"動くパイロン"として他車の練習台になるという大きな使命を果たすことができた。

120118m07レーシング・ドライバーたるもの、前を見て走り、前のクルマを抜くことにばかり執着していてはいけない。それよりも、後ろを見て走り、後ろのクルマにうまく抜かれるテクニックを習得すべきである。
ドライバー諸君はその点をしっかり認識し、まずは後ろのドライバーにうまく抜かれる走りを第一目標として日々の練習に励んでほしい。

みんながそのように心がけて走れば、いつかはミドリガメにも、一度くらい前のドライバーを抜くチャンスが訪れるかもしれない。交通弱者と爬虫類にやさしい社会を実現するためなので、ぜひぜひ協力してもらいたいものだ。
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2011.11.28

カートコースとやま TopRise

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カートコースとやま トップライズは、富山市のはずれにあるレンタルカート専用コースだ。産業廃棄物埋め立て地を利用した地域振興事業の一環として作られたためか、取り付け道路では大型ダンプとよくすれ違う。

111128m02なので入口付近はどことなく工事現場っぽい雰囲気だが、施設内に入ると、一転してすみずみまでピカピカに美しい。トラックやグリーンはもちろんのこと、施設全体がよく整備されていて、居心地は抜群だ。

走行料金も、7分間(速い人ならだいたい12~13周)1500円と、平均的なレンタルカートコースの料金に比べてリーズナブルで、誰もが気軽に走れる設定になっている。

コースは全長555メートル、時計まわり。一見レジャーカーター向きのイージーなコースのようだが、じつはタイムを出すためには独特のライン取りが必要で、上級ドライバーでもけっこー本気で汗を流せるレイアウト。各コーナーも個性とバラエティに富んでいる。
111128m03なかでも138メートルのメインストレッチから飛び込むターン1からターン3までの3連右ターンは、このコースの白眉。テクニカルとハイスピードの性格を併せ持つ変則ターンで、このセクションを大胆に、かつロスなく走れるかどうかがラップタイムに大きく響く。初めての人ならだいたい40秒台、うまい人なら34秒台のラップタイムをめざすといいそうだ。

111128m04カートのパフォーマンスとトラックのマッチングも絶妙だ。

スタンダードカートは、ホンダの4サイクル200cc汎用エンジン、GX200を積んでいる。これでも充分なパフォーマンスだが、規定の条件をクリアした上級ドライバーは、「Sクラス」と呼ばれるスペシャルカートにも乗れる。
111128m05もっとも、どこもかしこも徐行運転のタコドライバー タカハシには、死ぬまで手の届かない夢のマシンにすぎないが。

Sクラスのカートは、スタンダードと同じGX200エンジンでありながら乾式クラッチを搭載し、吸排気系をチューンしているため、動力性能は大幅にアップしている(←に違いないと推測)。
やや高速寄りに振られた出力特性のため、パワフルなエンジンにもかかわらず、立ち上がり加速よりもコーナリングスピード重視の走りが求められる(←んじゃないかなと想像)。
111128m06さらに強化されたトルクにタイヤが負けはじめるから、ドライ路面でも、踏めばそれなりのスライドコントロールが必要だ(←ろうと空想)。
ま、いずれにしても、もし実際にこのSクラスにさえ乗れれば、たとえタカハシのよーなタコドライバーでも、スタンダードに比べて、軽く2秒速く走れることだけは間違いない!!!(←たんなる妄想)

スタンダードカートで規定をクリアできた幸運なドライバーは、ぜひその贅沢な走りを味わってみてほしい。

111128m07コースの管理人さんは、にこやかで親切。そして日々の営業努力を欠かさない。その甲斐あって、カートも設備も料金も、非の打ちどころがない。休日なんぞ、お客さんが詰めかけてさぞ混雑するだろうと思ったら、じつはそうでもないんだそうだ。

111128m08理由をたずねると、管理人さんは「富山の人、なんだかあんまりカート乗ってくれない……」と、悲しげに肩を落とした。
そーゆー県民性ならしかたないのかもしれないが、これだけのクオリティのコースを走らないのは、さすがにもったいない。

富山の人、もっとカートに乗ろう! せっかくだから、新潟の人も長野の人も石川の人も岐阜の人も、スパッと県境を越えてカートに乗ろう! このコースなら、足代かけてもオツリがくる。

ちなみに、ここには「カート4回乗車+お昼ごはん+お風呂」5000円という驚愕のセットメニューがある。他のコースではまず見かけないユニークなサービスだが、タカハシのような永遠のビギナー・ドライバーにはコレが意外にお薦めだ。
111128m09タカハシが4回もカートに乗ると、たちまちヘタレな体力を使い果たし、カスみたいなラップタイムに心も折れて、身も心もボロボロになる。
そんなとき食事と風呂でレジャーな気分を味わいつつ、「目を三角にしてタイムを競うばかりがカートじゃないよな(←嘘)。モータースポーツは参加することに意義があるんだ(←嘘嘘)。楽しく走れれば、たとえ遅くても満足だね(←嘘嘘嘘、嘘ったら嘘)」などと自分をごまかし、慰める時間がたっぷり持てるのだ。

上級ドライバーがしっかり楽しめるのはもちろん、ビギナーや女性、さらには毛虫やタカハシにさえも優しい カートコースとやま トップライズ。英知に満ちた霊長類から人間のクズまで、どんなドライバーも分け隔てなく歓迎してもらえるので、ぜひ一度は走ってみてほしい。
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■PHOTO by M.Horiguchi
※料金等は2011年9月現在 ※冬期休業期間あり

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