2011.03.04

刈谷ハイウェイオアシス 100円ゴーカート[動画]

 「ハイウェイオアシス」とゆーのは、高速道路のパーキングエリアにくっついた施設や公園のことだ。地域振興のためもあって最近あちこちに建設されている。刈谷ハイウェイオアシスもそのひとつ。巨大な観覧車やメリーゴーランドのある遊園地で、伊勢湾岸自動車道から利用できる。

110304m01ここのゴーカートは、流線形のフォルムが美しい2人乗り。謎の4ストローク単気筒エンジンを搭載し、3歳児でも乗車可能という、すぐれたドライバビリティを誇るマシンである。
しかも、コース1周、全開キープで約2分間のスリリングなカーティングが楽しめて、そのコストはたったの100円。このスーパープライスが何よりも素晴らしい。

自動券売機で乗車券さえ買えば、すぐ乗れる。シートベルトの装着を手伝ったり、運転方法の説明をしてくれる係員のおじさんも親切だ。

110304m02マックス付近でいちいち機械式リミッターがかかってるっぽい、あぅんあぅん悲しげなエンジン音を聞いていると、いっそアクセルワイヤーをつかんで手で引っ張れば、倍ほどスピードが出せるよーな気もするが、まさか実際に試して暴走させるワケにもゆかず、我慢して最後までノロノロ走り抜いた。

たしかに、真のモーターアスリートにとっては、パフォーマンスにやや不満の残る激遅カートであろう。しかしプライスを考えれば、それも納得。いくらF1が速くても、何十億円も積んでシートを買う価値があるかどうかは、やはり一考を要する。しかし、いくら遅くても、たった100円払うだけなら、たとえ三流イラストレーターのような貧困階層でも、さほど思いわずらうにはあたらない。

110304m03刈谷ハイウェイオアシスでは、誰もが激安で簡単にゴーカートの愉悦を手に入れられる。むろん子供が楽しむのも悪くないが、運転に疲れたドライバーにこそ乗ってほしい一台だ。長時間の高速走行に疲れた心身も、ギンギンの低速走行で瞬時にスカッとリフレッシュすることウケアイだ。

ちなみにオンボードビデオには、タカハシが血のにじむような努力のすえ、売価7500円の激安電子オルガンで演奏したオリジナルミュージックがついている。もしかしたらかつてどこかで似たような曲を聴いたことがある人もいるかもしれないが、たんなる偶然の一致で、けっして盗作ではない。あまり気にしないでほしい。

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※料金等は2011年3月時点

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2009.11.23

電動ポケバイ@スポッチャ

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激しくサビれゆくゲーセン群のなかにあって堂々の独り勝ちをきめ、我が世の春を謳歌しているラウンドワン。そのスポーツバージョン、スポッチャに電動ポケバイが配備されていると聞いて、さっそく入間店に乗りに行った。

091123m01が、そこに電動ポケバイの専用コースはない。走行時刻になると、通常はローラースケート用として使っているオーバルトラックを開放し、5周だけポケバイで走らせてくれるシステムだ。
バイクはメーカーも車種も性能も不明だが、全体的にアジアンorロシアンプロダクトっぽい雰囲気をプンプン漂わせる謎のプラスチッキーマシン。なぜかモトクロッサー風ボディにブロックパターンタイヤを履き、充電式バッテリーと出力250W(推定)の電気モーターで走る。

091123m02ライダーは、ローラースケート用っぽいヘルメットをかぶらされ、ちゃんちゃんこっぽいゼッケンを着せられ、なんとなく罰ゲームっぽい姿にさせられる。
誇り高き日本男児にとって、この恥辱に耐えるのはきわめて難しいことだが、運転のほうは至って簡単だ。電源スイッチをオンにし、右手のスロットルをひねれば、音もなく苦もなく感動もなくスルスルと走り出す。ブレーキは左レバーで操作するリアのみで、フロントにはない。

091123m03ろくすっぽパワーはないが、全開にすれば、とりあえず軽い駆け足くらいのスピードが出る。ただ、コースの曲率に対してはやはり遅すぎる。これでは、ふつうに走るとつまらないというライダーもいるだろう。
そういう場合は、全開のままできるだけインベタのラインを走るとよい。ほとんどリーンしてないうちからステップがガンガン接地するため、チュルンチュルンに滑りまくるトラックと、接地感ゼロの奇怪なタイヤの組み合わせで、意外にビクビクもののスリリングな走りが楽しめる。
パワーもスピードも全然ないが、超ブキミな限界挙動のおかげで、本格派バイクライダーでも、絶大な不安感と多少の満足感が味わえる電動ポケバイ。たんなるオモチャとバカにせず、一度くらい乗ってみるといいだろう。

091123m04スポッチャの利用料金は店舗によって微妙に違うが、だいたい3時間で1500円~2000円程度。最初にそれだけ払えば、時間内は全アトラクション遊び放題で、ポケバイにも追加料金なしで乗れる。
ただスポッチャ側は、どうもポケバイにはあまり乗ってほしくないらしい。たいしたバイクでもないのに事前に念書を書いて予約しないと乗せてくれないし、その予約案内さえ、広大なエリアの片隅に、ひっそりと、まるで人目を避けるように貼り出されている。

勇んで入場したのはいいが、うっかり予約を忘れ、オートテニスや卓球などの華やかなゲームに目を奪われて遊びほうけていると、最悪の場合には、かんじんのポケバイに乗れないまま時間切れとなり、無念の涙に頬を濡らして帰宅するハメになりかねない。その点だけは厳重に警戒したいものだ。
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2006.04.26

鈴鹿サーキットカート

060426m01F1日本グランプリが開催される鈴鹿サーキットはモータースポーツの聖地である。ふだんはだらしないタカハシも、鈴鹿に行くときだけは例外的に顔を洗って歯を磨き、ちゃんと洗濯したパンツとシャツを着て行くほどの超スペシャルなスポットだ。だが、素人がいくら衿を正して鈴鹿に行ってみたところで、実際に国際レーシングコースを走る機会はめったにない。
もちろんカートチームに所属し、そこそこの金と度胸とテクニックをもっていれば、カートで国際レーシングコースを走る機会はちゃんとある。しかしタカハシは立派なカートチームに所属しているにもかかわらず、惜しくも金と度胸とテクニックの3つだけが圧倒的に不足しているため、走る機会が得られないのだ。
でも絶望することはない。鈴鹿サーキット遊園地には「サーキットカート」と呼ばれる素晴らしいサービスが用意されているからだ。これを利用すれば、誰でもたった1200円払うだけで、ホンダ製4サイクル単気筒エンジンGX270を搭載した二人乗りゴーカートに乗り、最高時速約30キロで、憧れの鈴鹿国際レーシングコース・東コースを激走することができる。もっとも150キロ出していても居眠りしたくなるようなだだっ広いコースを恐ろしくチンタラ走るのだから、眠くて死にそうになる危険だけは覚悟しなくてはならないが。060426m02
写真は遊園地入口付近に展示されている見本用ゴーカート。一見ひじょうに乗りやすそうだが、キュートな外観にだまされてはいけない。このマシンには、記念撮影でベストショットを狙う幼児ドライバーがひっきりなしに乗り込んでくるため、ソフトクリームやホットドッグに含まれる糖質および油脂類の影響でステアリング系が異常にベタベタしており、ドライビングにはかなりの危険がともなう。鈴鹿の全マシンの中でも、きれい好きのドライバーにとっては最も凶悪な一台といえるだろう。

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2006.04.13

交通公園ゴーカート

060413m01京都市北区にある大宮交通公園は、苛烈な交通戦争社会をたくましく生き抜くサバイバルエリートを養成するために設立された公園型児童教育施設だ。現実の数分の一にスケールダウンされた道路をはじめ、標識、電車、汽車、信号機など、交通安全に欠かせない各種アイテムにまじってゴーカートも装備されている。
060413m02ゴーカートには「一人乗り」と「二人乗り」の二種があるが、主力はもちろん、よりスポーティな「一人乗り」だ。このマシンは、強制空冷110cc4サイクル単気筒のホンダ製エンジン、GX110を搭載。傾斜角25度のシリンダーとオーバーヘッドバルブ機構をもつこのエンジンにより、最大出力3.5馬力/4000回転を発揮し、思わずケツから蹴っ飛ばしてやりたくなるような超トロくさい加速感を堪能させてくれる。スピードが出ないことに加え、リアには機械式ドラムブレーキまで装備しているから安全性だけはバッチリだ。
060413m03さらに「二人乗り」は同じシステムのスケールアップ版エンジンGX140を搭載し、最大出力5.0馬力/4000回転を絞り出している。消防車、スポーツカーなど、豊かなデザインバリエーションが楽しめるのも嬉しいところだ。
ただし、いずれのタイプもモータースポーツベースのゴーカートのようにコース内を自由に飛ばしまくることは許されない。あくまで交通法規を遵守し、スピードは控えめに、安全確認を怠らず、信号に従い、歩行者には道を譲り、とことんマナーを守って死ぬほど行儀よく運転しなければならない。そのため、ドライバーにもきわめて厳しく乗車資格が要求されている。「一人乗り」は小学3年生から中学3年生まで、「二人乗り」は小学3年生までの児童&保護者でなければ乗れない。これは、現在F1世界グランプリで活躍している日本のトップレーシングドライバー、佐藤琢磨選手でさえ乗車を許されないほどのたいへん厳しい基準である。
060413m04ゴーカートは、春休み期間(3月25日〜4月7日)および夏休み期間(7月21日〜8月31日)は休園日を除く毎日、それ以外は木曜・土曜・日曜・祝日の午前9時〜午後4時(でもときどき変更があるらしい)に運行している。入場は無料だが、「一人乗り」は200円、「二人乗り」は250円の料金がかかる。
すでに大人になってしまったとか、大人にはなったものの適切な年齢の子供がいないとかでゴーカートに乗れない人は、どこかで適当な児童をゲットして二人乗りに挑むほかはない。しかしその場合も、くれぐれも遵法精神にのっとって行動し、誘拐・略取などの違法行為によって不正なチャレンジをしないよう心がけてほしい。児童ゲットに失敗した人は、潔くエンジン付きのゴーカートは諦め、公園内に点在するエンジンのない「元ゴーカート」を利用してイメージトレーニングをおこない、ウサ晴らしをするといいだろう。

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