2018.05.15

BunBun!林道@GARRRR[静岡県・足柄]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第22回は「金太郎を追う足柄の旅」と題して静岡県足柄周辺に行ってきた。

足柄といえばまさかり担いだ金太郎、まさかり担いだ金太郎といえば足柄だ。とはいうものの、じゃあその金太郎って何? と言われると「赤い腹掛けをしてまさかりを担ぎ、クマにまたがった怪力童子」というビジュアルしか浮かんでこない人のほうが多いだろう。

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日本で最も有名な太郎、桃太郎は、きび団子で知られる岡山県が本拠地とされがちだが、それは岡山県が必死に宣伝活動をしたからで、史実としての根拠があるわけではない。ほかにも奈良県磯城郡、愛知県犬山市、香川県高松市、山梨県大月市などが桃太郎ゆかりの地として名乗りをあげていて、どこにいた人物なのか、またはどこにもいなかった人物なのかすらよくわかっていない。

同様に有名をきわめる深海探索系の太郎、浦島太郎も、一般には京都府丹後地方の説話とされているものの、いっぽうで神奈川県横浜市や香川県三豊市、遠くは沖縄県、さらには海とはまるっきり縁のない長野県木曽地域にまでその伝説が残っている有様。実態はまったくわからない。

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怪力無双でその名をとどろかす山岳アクション系の太郎、金太郎も、昔話の例にもれず正体来歴ほぼ不明の謎の男である。
坂田金時(さかたのきんとき)の幼名だということはよく知られているが、それが実在の人物だったという証明はない。またその伝説も、足柄ばかりでなく、長野県南木曽町や新潟県青海町、滋賀県長浜市など、各地にばらばらと残っていて、金太郎が本当は何者なのか知る者はいない。

伝説とはそれほど曖昧なものだが、足柄には金太郎の足跡があちこちに残されていて、地元の人々の思いもまた熱い。それをみると、史実の探求はちょっと措いて、金太郎はこの山に暮らしていたってことにしといていいんじゃないかなとも思わされる。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。
ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。

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180506exfood「万葉うどん」のおでん。セルフで選べる1串130円の手軽な名物だ。
■Twitter■

【林道位置情報】 Google Map
←林道角取線 東側入口
←謎林道東富士線 分岐
←林道中島線・林道生土不老山線 西側入口
←林道大沢線 北側入口
←謎林道戦ケ入り線 東側入口
←林道北駿線・林道金時線 入口

180506ex富士が映える足柄峠のワインディング。

※Model&Guide CheCheCherow + YAMAHA SEROW250
※Photo:Katz Takahashi

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2018.04.29

BunBun!林道@GARRRR[千葉県・養老渓谷]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第21回は「地磁気逆転! 養老渓谷チバニアンの旅」と題して千葉県養老渓谷周辺に行ってきた。

千葉・養老渓谷には地磁気が逆転した謎の地層が露出するスポットがある。この地層が示す地質時代を名付けるにあたり、イタリアチームによる「イオニアン」と日本チームが推す「チバニアン」が熾烈なプレゼン合戦を繰り広げてきた。しかし2017年11月にチバニアン(仮)が事実上の勝利をおさめ、いまや国際地質科学連合の正式承認を待つばかりとなっている。

地質時代といえば、古生代カンブリア紀や中生代ジュラ紀、白亜紀なんかがよく知られているが、46億年前の地球誕生以来、現在にいたるまでの地質時代はじつに100以上に分類されており、なんとその中の新生代第四期中期更新世の呼称がチバニアン(仮)として認められる見通しなのだ!(←もう大興奮!!)(←するよね?)(←するってば興奮するよね?)

Exchibanianこれが全世界で話題沸騰のチバニアン(仮)だ!

ついに日本の地名「千葉」が地球史上に深く濃く永久に刻まれる……これは千葉県民のみならず、1億2000万日本国民すべてにとって死ぬほどホットな話題のはずだが、なぜか日本メディアは4年に一度のくだらないスポーツ大会や政治家のセクハラ疑惑なんぞに夢中で、かんじんのチバニアン(仮)がさほど取り上げられていないのが残念でならない。

断じてこのままでいいハズがない!
誇り高き千葉県民よ、さあ今こそ目をさませ!!

615万県民のふるさと、最愛の千葉の地を海外企業に蹂躙され、あろうことか米国製チュウチュウ黒ネズミ公園なんぞ建設され、あまつさえ「東京○○ランド」などという屈辱的な名前までつけられたにも関わらず、ちぎれんばかりにシッポを振って喜ぶ嘆かわしい日々には、もうきっぱりと別れを告げよう。
今こそピーナッツをガンガンぶちこんだチバニアン(仮)せんべいを焼き、アサリをこってり練り込んだチバニアン(仮)まんじゅうを大量生産して、チバニアン(仮)の名と輝かしき千葉の栄誉を全国に、いや、あまねく世界にとどろかせようではないか!!

あ、そうそう、じつはここからが本題なんですけどね千葉の皆さん。
もしチバニアンのゆるキャラとか必要なら、(自称)悲運の天才イラストレーター、タカハシにも一枚噛ませてもらえないですかね? お安くデザインしますよ。ちなみにキャラの名前は「地磁気ぐるぐるちゃん」の一択でいきたいと思ってるんですけど、どうですかね?

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。
ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

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Exfood安くてうまい高滝ダム記念館のロースとんかつ定食、850円
■website■

【林道位置情報】 Google Map
←林道西沢線 入口
←林道安場線 入口
←林道大福山線 北側入口
←林道加茂線 入口
←林道大福山線 南側入口

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[取材協力]千葉レスキューサポートバイク ■website■  

※Model&Guide
:Boso-zoku #1(Toru Okada)+ BMW G650 GS SERTAO
:Boso-zoku #2+ HONDA CRF250 RALLY
:Boso-zoku #3+ HONDA CRF250 RALLY
※Photo:Katz Takahashi

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2018.04.06

BunBun!林道@GARRRR[京都府・山城]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第20回は「京都・山城 春待ち林道ツーリング」と題して京都・山城エリアに行ってきた。

京都といえば、碁盤の目の街路に「うなぎの寝床」と呼ばれる町家や神社仏閣が建ち並び、だらりの帯の舞妓はんがぽっくりを鳴らして行き交うはんなり系観光都市だと思っている人もいるだろう。むろんけっして間違いではない。

しかしそれはかつての平安京にあたる京都市街中心部だけの話。京都府下には、平安京の人々から僻地とみなされ、ときに蔑まれてさえいる丹波、丹後、山城などのエリアがある。あるどころか、じつはこれら辺境エリアは京都府の大半を占めるほど圧倒的に広大で、京都の本質ともいえる地域なのだ。

丹波は亀岡市などを含む西部の山地にあたり、丹後は宮津市などを含む北部山地や海浜部をいう。今回走った山城は南部の丘陵地帯だ。いずれも、「いわゆる京都」とは一線を画する田舎ムード全開のエリアだが、なかでも山城にはとりわけ華がない。だらーーーんとゆるゆるの丘が広がっているだけで、めぼしい観光資源がほとんどないためだ。

観光客だと退屈するだろう。というか、もし初めての京都旅行が山城エリアだという人がいたら、かなりマニアックなモノを調べている怪しい研究者か、だいぶ頭のヨワい産業スパイか、よっぽど度の過ぎた変態くらいのものだろう。

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ただ林道ライダーにとっては、山城はそう悪くない土地だ。誰でもいつでも走れるイージーな林道が多いうえ、平安京ではとても受け付けてもらえない泥まみれのオフロード・ウエアで食堂に乗り込んでも嫌な顔ひとつされない。ふわんとゆるゆるな京都を楽しみたいライダーにはオススメだ。
どうせオフロードライダーなんて、もともと度の過ぎた変態ばかりなんだから、今さら変態扱いをおそれる必要もない。ぜひ初めての京都旅行には山城エリアを選び、さらなる変態への道を驀進してみてほしい。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。
ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

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「たなか家」の西京うどん。ゆず胡椒が香る600円。
■website■■たなか家■

【林道位置情報】 Google Map
←林道奥山北谷線 入口
←林道三上山今ケ谷線方面支線 入口
←林道片原山線 入口
←謎林道(仮・天神川線) 西側入口

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※Model&Guide Toshikazu Iwata + YAMAHA SEROW225
※Photo:Katz Takahashi

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2018.02.16

BunBun!林道@GARRRR[茨城県・常陸太田]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第19回は「常陸太田 氷結林道の旅」と題して茨城県常陸太田に行ってきた。

冬場の林道ロケは時間との戦いだ。午後はあっという間に陽が落ちて撮影できなくなるから、日の出前に出発して短い日中のロケ時間を稼ぐ場合も多い。
が、そんな無理がきくのも、ガイドさんの下見で現地の状況がわかっているときだけ。あるかどうかもわからない林道の入口を探してふらふら走り回っていたら、とても夕暮れに間に合わないからだ。

しかし今回は諸事情で直前に取材が決まったため、ほとんど前情報がないままぶっつけ本番のロケ突入となった。そのため初の一泊ロケを敢行。1日目に撮れるだけ撮り、足りない部分は2日目に撮影してなんとかしちゃう作戦だ。

宿泊はトランポでの現地車中泊だ。冬場だと過酷なようだが、じつはそんなにキツくもない。日帰りロケだと、東京を前夜に出て途中で車中一泊し、早朝現地入りすることも多いが、ロケを2日に分散すれば、1日目の朝はゆっくりスタートできるため、前泊の必要がなくなることもあるからだ。
どうせどこかで車中一泊するなら、前泊でバタバタするより現地でのんびり一泊したほうがラクチンだともいえる。

これはこれでいい方法だなあと思いながら2日目の撮影を終え、東京に帰ろうとしたときトランポがパンクしているのを発見。そのまま帰れるわけもなく、えんえん1時間かけて工場までレッカーで運ばれ、パンク修理するハメになった。

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運よくその夜、工場が開いていたからよかったものの、もし工場が動いてなかったら、翌日まで現地で足止めをくい、予定外の2泊3日のロケになるところだった。もしひどい故障で必要なパーツがなく、メーカーからの取り寄せに時間がかかれば4泊5日のロケになったかもしれない。万一たまたま全治1カ月の大けがをしていれば、30泊31日のロケになってしまう可能性だって捨てきれない。いやそれどころか、美しい村娘と恋に落ちて二世を誓い、現地に住みつくことになったら、1万5000泊1万5001日の長大なロケとなり、生涯二度と東京に戻れなくなってしまうかもしれないのだ!

うっかり一泊してしまうと、ロケというものは、諸事情により果てしなく延びてゆくおそれがある。できれば日帰りで、長くても1泊で済ませたいものである。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。
ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

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羊のステーキが人気の「レストランこぐま」のコーヒー。店主のサービス精神が香り立つ。

【林道位置情報】 Google Map
←林道横川線入口
←作業道モミヤ沢線入口
←林道小里郷線 西側入口
←林道生田入線 北側入口
←謎林道(天竜院線)入口

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※Model&Guide Tomoko Kitajima + SEROW 225
※Photo:Katz Takahashi

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2018.01.10

BunBun!林道@GARRRR[静岡県・西伊豆]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第18回は「富士が輝く西伊豆の旅」と題して静岡県、伊豆半島に行ってきた。

このところベタベタのウエスタン・アクセントを駆使し、「関西でんがなまんがな系イラストレーター」として下品な売り出し方に拍車をかけているタカハシだが、正直いうと、まるまる保証付きの関西人というわけではない。たしかに京都で生まれはしたものの、育ちは半分静岡県だからだ。

少年時代のタカハシは、登呂遺跡で人工着色料たっぷりのアイスキャンディーをなめ、大崩海岸で荒波にのまれ、日本平動物園で猿とたわむれ、清水次郎長に熱い崇敬をよせる、ごく平均的な駿河っ子の一人だった。

でも伊豆にはまったく縁がなく、これまで一度も足を踏み入れたことがない。ろくろく行く必要もなければ、たいして行きたい場所でもなかったからだ。

温泉だの踊り子だの天城越えだのと、伊豆には謎の観光イメージが無数にまとわりつき、昭和中期には新婚旅行先として賑わったとも聞く。しかし、今どき伊豆で新婚旅行を済ませるような了見では、そのカップルは早くも離婚の危機に直面しているか、男女どちらかが結婚詐欺にあっていると考えるのが妥当だろう。

人心はすでに遠く伊豆を去った。昭和の憧れだった伊豆の林道も、平成の御代が幕を下ろそうとしている今となっては、閑散としてうらぶれた山中の泥道にすぎない。

しかし伊豆の山々からは、今も青く澄んだ駿河湾越しに、いにしえより変わらぬ霊峰富士の姿が眺められる。移ろう人の営みをこえ、人知の及ばざる悠久の自然に身をまかせるには、伊豆は今なおやはり絶好の土地なのだ。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。
ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。

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味蔵山の塩鰹うどん。真冬の伊豆を味わう1300円
■味蔵山■WEBSITE■

【林道位置情報】 Google Map
←林道土肥中央線 入口
←林道上池線 入口
←林道白沢線 入口
←林道土肥戸田線 入口

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※Model&Guide Tomoko Kitajima + YAMAHA SEROW225
※Photo:Katz Takahashi

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2017.12.18

BunBun!林道@GARRRR[滋賀県~福井県・黒河マキノ]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第17回は「黒河(くろこ)マキノ、分水嶺の旅」と題して滋賀県と福井県の境目に行ってきた。

中央分水嶺は、日本列島を縦断するようにのびる一種の稜線だ。分水界ともよばれ、太平洋側に流れ出る水と、日本海側に流れ出る水の境目だとされている。

今回走った黒河(くろこ)マキノ林道は、太平洋側にあたる琵琶湖畔、高島市マキノを出発して日本海側の敦賀市に至る15㎞ばかりの間にこの分水嶺を越えて走る。
ハイカーの中には、分水嶺というものに「日本列島の背骨」「湧水が南北に分かれて流れ出す場所」といった一種のロマンを感じてわざわざ界隈を歩きにゆく人も多いそうだが、知能と感受性に劣るタカハシのごときアホライダーが走っても、当然ながらたいした感慨はない。実走するかぎり、それはどこにでもあるつまらない峠のひとつにすぎないからだ。

分水嶺にかぎらず、ものの境目には、実際にはわざわざ思い入れるほどの意味がないものも多い。

とてつもなくめでたいものと思われ、しばしば祝賀の対象ともなる今年と来年の境目だって、狂ったように大声でカウントダウンでもしないかぎり、誰ひとり気にもとめない平凡な一秒の経過にすぎない。
30代とか40代とかの人の年代の境目も、ややもすれば重大事象のように言われがちだが、そこで実際に人の何かが変わるといったくっきりした意味があるわけではない。

そういえばこの世界には、国境と呼ばれる無数の超めんどくさい境目もある。地面や水面に人間が後から観念上の境目を作っただけのことで、本来たいした意味はないはずなんだが、何かよっぽどの利権でも絡んでいるのか、あの境目をめぐっては、いろんな人が議論したり喧嘩したり、ときには殺し合いまでしている。
分水嶺くらいなら、あってもなくてもいいような可愛らしい境目だが、国境はムダな争い事ばかり起きて有害無益、早晩なくしたほうが人類のためになる境目だろう。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。
ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。

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171206exview高島市マキノのメタセコイヤ並木は観光名所にもなっている

171206exfood「はまやき安兵衛」の鯖のへしこ茶漬け。大人の味覚600円

■website■ はまやき安兵衛

【林道位置情報】 Google Map
←林道黒河マキノ線 マキノ側入口
←林道黒河マキノ線 敦賀側入口

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※Model&Guide Atsunori Nakanishi + YAMAHA TRICKER
※Photo:Katz Takahashi

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2017.11.06

BunBun!林道@GARRRR[京都府・高雄]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第16回は「京都・高雄 紅葉満喫ツーリング」と題して京都市右京区高雄に行ってきた。

雑誌の記事制作では、紅葉の記事はまだ青葉の季節に取材・撮影する。白黒ページならいいが、カラーだと掲載時に葉っぱの色をいじって季節感をごまかすこともある。でもブログではいちいちそんな面倒な加工はしない。なので記事タイトルと絵ヅラに齟齬がある点は目をつぶってほしい。

取材から発行までに時間がかかる雑誌の記事には宿命的なタイムラグがあり、取材以降に、かんじんの現実の情報が変わってしまうことも珍しくない。
林道は猫の目のように状況が変化するから、そのぶん林道記事もこのタイムラグの影響を受けやすい。

京都・高雄の林道取材直後、台風21号が本州を縦断。京都の林道は軒並み壊滅的な被害をうけた。誌面で紹介した林道が現在どうなっているかは、その後実際に走りに行ってないからタカハシも知らない。

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掲載された記事を読んでホイホイと走りにでかけたら、実際には崩れていて通れなかったじゃないか、ヤバい道走って転んだじゃないか、あんなとこ行って損したじゃないかなどといろいろ文句を言ってきても関知しないから悪しからず。
自然とはまあそんなもの、雑誌とはまあそんなもの、タカハシなんてまあそんなヤツなのだ。

徒歩にしてもバイクにしても、山に入る以上は登山なので、山で起きるすべては自己責任だ。ま、生きて山から帰りたければ、バイク雑誌だのタカハシだのといった身元のあやしい連中の妄言を信用しないほうがいいってことだろうか。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人はマジ自己責任で。

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「とが乃茶屋」の鳥みそうどん。お餅も入ってつゆまでうまい1200円。

【林道位置情報】 Google Map
←林道宇治宇治谷線 細野口側入口
←林道雲心寺線 神護寺側入口
←林道田尻谷線 分岐
←林道松尾白峰線 分岐

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※Model&Guide Atsuhiro Hayashi+HONDA XR250
※Photo:Katz Takahashi

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2017.10.07

BunBun!林道@GARRRR[滋賀県・余呉湖]

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オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第15回は「近江・余呉湖の旅」と題して滋賀県に行ってきた。

余呉湖は、琵琶湖の北側にくっついている小さな湖だ。巨大な琵琶湖に比べるとマイナー感が否めず、全国区の知名度もない。しかし京滋地域ではよく知られていて、しばしばツーリング先に選ばれたりもしている。

ガイドの岩田敏和さんは、京都のバイク&バイク用品店レオタニモトの店員さんだ。余呉湖同様、レオタニモトも全国区の知名度はないが、地域では超有名な店で、京都のライダーでこの店を知らない人はいない。タカハシも高校生のとき(校則で禁止されてたけど)、生涯最初のバイクをこの店で買った。

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ほんらい岩田さんは用品販売の担当だが、お店の林道ツーリングイベントの企画も任されていて、休日ごとに京都周辺の林道に出かけてはくまなく調査している。林道ガイドにうってつけの人物だが、同時にバイク用品に詳しいのにも助けられた。

タカハシはバイクのことをほとんど知らないまま、ただなんとなくシートにまたがってハンドルを握り、そこらを動きまわっているだけのタコライダーだが、じつをいうとバイク用品のことはもっと知らない。さすがに法律で定められた乗車用安全帽だけはちゃんとかぶっているが、そのほかの装備はできるだけ西友の激安ワゴンセールで買いそろえてしまおうとするカスライダーなのだ。
そうはいっても、今では月イチで各地の泥道を這いずり回るのが仕事だから、全然なにも知らないままでは済ませられず、困っていることもいろいろとある。

ツーリングには何をもっていくのか、どうやって使うのかなどと、休憩のたびに免許取りたての高校生みたいな初歩的質問を連発されて、岩田さん的にはまあまあうんざりしていたかもしれないが、タカハシ的には林道をうろつきつつもバイク用品の知識を深めることができ、じつに素晴らしいツーリングとなった。

ただ、かんじんの余呉湖の知識を深めるのをうっかり忘れてしまい、「なんか琵琶湖の近くにチンケな水たまりがあった気がする」くらいの感慨しか持てずに終わったのが残念でならない。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。

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北国街道「菊水飴本舗」で買える昔ながらの飴、720円。
菊水飴本舗[Website]

【林道位置情報】 Google Map
←林道池原文室線 入口
←林道太田谷線 入口
←林道七々頭ケ岳線/ 林道東野中之郷線 北側入口
←林道中之郷線 南側入口
←林道西谷線 入口

レオタニモト(バイク/バイク用品販売@京都)[Website]

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※Model&Guide Toshikazu Iwata + YAMAHA SEROW225
※Photo:Katz Takahashi

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2017.09.08

BunBun!林道@GARRRR[群馬県・御荷鉾]

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オフロードバイク雑誌 月刊『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第14回は「御荷鉾(みかぼ)スーパー林道をめぐる旅」と題して群馬県の御荷鉾山周辺に行ってきた。

御荷鉾の林道ではやたらとシカを見かけたが、ちょくちょく動物に出くわすのは、何もこの山に限ったことではない。

シカやサルは林道で最もよく見かける動物だ。大型の鳥類ではキジをよく見る。ときにはイノシシやカモシカにも出会うが、幸いクマにはまだ遇ったことがない。
人口密度が極端に低い山中では、その反対に動物密度がまあまあ高いから、彼らを見かけるのも当然といえば当然だ。驚くことは何もないはずなのに、ふだん見慣れない野獣ばかりだから毎回ちょっとびっくりさせられる。

170906mexdeer御荷鉾ではトンネルの中でシカに遭遇

町の中でも、ネコ程度の野獣は珍しくないし、ときにはタヌキやキツネやイタチが出ることもある。神戸など六甲山周辺の町では、イノシシもよく現れる。
しかし以前はよく見かけた野獣の一種、イヌは近年あまり町で見なくなった。子供の頃は、近所をうろついている子犬を追いかけまわして捕まえたりしていたが、今どこかでばったりイヌに出くわしたら恐怖を感じるかもしれない。

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人間が強権をふるう町というエリアでは、野獣はやはり異世界の生き物だ。

町で見かける動物の大半は、飼育ケージに詰め込まれ、紐でゆわえつけられ、人間に見物されるためだけに生きている。そんな連中ばかり見ていると、ふと人間がこの世界を支配しているような錯覚に陥ることもあるだろう。
しかしむろん人間はこの世界の王などではなく、ごまんといる動物の一種にすぎない。その事実を思い出すためにも、たまには山中の泥道ふかく入り込み、動物に見物される側に回ってみるのもいいのかもしれない。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。

ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。

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「福寿庵」の天ぷらおろしそば。おなかいっぱい1300円
福寿庵【website】

【林道位置情報】 Google Map
←林道名無村線 北側入口
←林道名無村線 南側入口
←御荷鉾林道ダート部 東端
←御荷鉾林道ダート部 西端

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※Model&Guide Koji Takehana + HONDA SL230
※Photo:Katz Takahashi

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2017.08.05

BunBun!林道@GARRRR[東京都・奥多摩]

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月刊オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第13回は「奥多摩 トーキョー林道めぐり」と題して東京都の西端、奥多摩に行ってきた。

「東京」といえば、高層ビルが建ち並び満員電車が行き交う世界有数のメトロポリスだが、「東京都」となると、必ずしもそうとはいえない。のんびりした森に囲まれた郊外の小さな町から小笠原諸島のような絶海の島々まで、さまざまな東京都がある。奥多摩もそんな東京の辺境のひとつ。山は深く、湖水は澄み、満点の星空が輝く自然の地だ。

タカハシの住む町からいちばん近い林道群のひとつでもあるが、今回このエリアを走ったのは、取材用バイクCRM80がトラブルを抱えていたからだ。

CRM80は、タカハシレベルのタコライダーが林道をチンタラ走るにはピッタリのナイスバイクだが、なにしろ20数年前の旧車だけに耐久性に難がある。
じつは前回の取材時、かすかにエンジンの異音とパワーフィールの悪化を感じていたが、不調とまでは言いきれず、これで修理に出すのもな~、次の取材もあるしな~などと、グズグズほったらかしにしていた。
しかし、もし林道に入ってエンジンが動かなくなったらシャレにならない。そこで多少は救援の手が届きやすそうな近場の浅い山で取材を済ませようと企んだのだ。

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悪い予感は的中する。何本かの林道を走るうちにパワーが落ち始め、キックスタートができなくなった。しつこく押し掛けすればギリギリ始動できるものの、舗装路ならともかく、路面の悪い林道では押し掛けができないケースも考えなくてはならない。

取材ルートの最後にリストされていたのは、標高差250mを直登する急勾配の林道麦山線。途中でエンジンを止めてしまうと再始動できる保証はない。万一の場合は転がして山を降りることにして、とりあえず途中では絶対エンジンを止めず、最後まで一気に登りきる作戦をとった。
本来なら林道のあちこちで写真を撮りながら取材を進めるんだが、さすがにそんな余裕はない。通り抜けるだけでも通り抜け、少なくともちゃんと走れる道だということだけでも確認しないと記事にできない。

登りはじめると、たちまちオーバーヒートを知らせる水温警告灯が点いた。
ふだんなら少しの間エンジンを止め、冷却してから再スタートするところだが、もしここでエンジンを止めたら一巻の終わりだ。可能な限り回転を下げつつギリギリまでスピードを乗せ、ラジエターに当たる風を稼ぐしかエンジンを冷やす手段はない。
上り坂一本勝負、玉砕覚悟のワンウェイ・アタックだ。

幸い麦山線はなんとか登り切れ、つまらないなりにもまあまあ正しい記事が書けた。
だがその代償として、CRM80のエンジンは完全に死んだ。

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バイクは帰宅後ショップに持ち込んだ。古すぎてエンジン系の部品がなく、普通の方法では直せないが、ショップは力を尽くして何とかしてくれるという。
愛機が単なるクズ鉄に成り下がるか、バイク型クズ鉄として踏みとどまれるかは、ショップの腕とタカハシの運次第。ふだんはなかなかタカハシにほほえんでくれない幸運の女神様だが、ここは一発、玉砕覚悟のお祈りワンウェイ・アタックで、どうにかお慈悲を頂戴したいものである。

末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。

ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日バイクブロスより本体917円で発売中だ。

なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。

【取材裏話イラストルポ】 ☜CLICK to READ

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R411沿い「Rider's cafe 多摩里場」の多摩里場キーマカレー。800円
【Facebook page】

【林道位置情報】 Google Map
←林道倉沢線 入口
←林道不老線 分岐入口
←林道井戸入線 東側入口
←林道井戸入線 西側入口
←林道麦山線 麓側入口

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※Model&Guide Takeshi Nakao + YAMAHA SEROW225
※Photo:Katz Takahashi

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