BunBun!林道@GARRRR [神奈川・秦野]
月刊オフロードバイク雑誌『GARRRR』で連載中の林道ツーリングレポート『BUNBUN!林道ツーリング』、第4回は「秦野 プチ林道ツーリング」と題して神奈川県秦野市に行ってきた。
現地ガイドは『GARRRR』誌で人気漫画『アウトバック・ダイアリーズ』を連載している勝間田しげる先生だ。下級イラストレーターのタカハシが上級イラストレーターの勝間田先生にロケのガイドをさせるなど、本来ならば非礼の極み、言語道断なのだが、そこは昔からのバイク仲間だからということで、しぶしぶお許しいただくことができた。
勝間田先生は、林道どころかオーストラリアのダートを走破した経験をもつ国際派ダートライダーだ。「秦野の山は俺の庭」と豪語される先生だけに、自慢のKL250を駆って、どんな林道でもクール&スタイリッシュに走り抜けてゆかれる。
取材時のタカハシの重大な使命は、先生の華麗なライディングをカメラにおさめること。
しかし残念ながらタカハシはカメラの腕前にかなりの難があり、ほとんどのカットはピンボケのブレブレでまったく使い物にならない。
マトモな写真を撮ろうとすると「数撃ちゃ当たる方式」が欠かせないため、「そこのコーナーでドカンとケツ滑らせて曲がったら、立ち上がりで垂直ウイリーしてください。そんな感じで10往復ほど……」などと、ややハードな走りを要求をすることも珍しくなかった。
最初のうちこそ、秦野の山が勝間田家の庭の一角として紹介されるということで、まあまあ機嫌よく協力してくださっていた勝間田先生だが、なぜか次第に目つきがけわしくなり、しまいには「こんなキツいロケ、二度と来るかボケ!!」と、いくぶんお怒りのご様子で帰宅してしまわれた。
せっかく憧れの勝間田先生と秦野のロケにご一緒できたのに、楽しんでいただけなかったことが残念でならず、いまタカハシは死ぬほど前非を悔いている。
今回ご迷惑をおかけしたお詫びをかねて、次回こそは、ぜひもっと快適で、もっと楽しいロケにお連れしたい!
その思いをつのらせ、もしガルル編集部が許してくれたら、来月はアマゾン奥地の秘境「ギンダナワ・ガボンバル湿地帯林道」(通称・ずぶずぶ人食いワニ林道)で9泊10日の楽しいサバイバルロケに勝間田先生をお連れしたいものだと考え、毎日のように先生宛に電報を打ちまくってお願いしているのだが、今のところなぜかまったくご返事がいただけず、困り果てているところだ。
末尾に林道入口の位置データを記載しておく。走ってみたい人は自己責任で。ルート詳細については誌面を読んでほしい。『GARRRR』は毎月6日(今月は5日)バイクブロスより本体917円で発売中だ。
ちなみに今月号は、この連載以外にも、誌面各所にタカハシ撮影の写真が散りばめられた特別号だ。ピンボケ写真を探すと見つけやすいので、探してみるのも一興だろう。
なお、本誌では書けなかった取材裏話はココ↓から読める。
【取材裏話イラストルポ】 ☜CLICK to READ
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