ヘルメットシールド
ヘルメットシールドは、長く使うと交換しなきゃいけなくなることがある。
メットをうっかり砂の上に転がしたり、飛び石が当たったりしてシールドに傷がつく場合があるからだ。 たまたまそれがどっちかの目玉の前だったりすると、たとえごく小さな傷でも視界全体がぼやけて見づらくなってしまう。
タカハシのヘルメットシールドは、数年前に小さい傷がつき、それからずっと右目がよく見えない状態が続いていた。
ふだんモトクロスの練習ではシールドを開けて走ることも多いし、コースも知っているから、目なんか見えなくても別にいいやとほったらかしにしていたが、シールドを閉めて知らない道を走るツーリングや街乗りだと、やっぱり運転しづらかった。
しかし、こんな小さい傷くらい、ちょこっと削ってなめらかにすれば、また元通りパキーンとくっきり見えるようになるんじゃないかと考えるのも、また人情というものだ。
で、さっそく手近にあった紙やすりでシールドをガシガシこすって修理してみることにした。
シールドをやすりで磨くのは自殺行為
だが結果は、あいにくご覧のとおりで、なんとシールドってものは、紙やすりをかけると無数の細かい傷がついて全面的に真っ白になり、ぜんぜんまったくこれっぽっちも前が見えない恐怖のスリガラス状態になるってことが判明!(いや、よく考えたらまあ当たり前なんだけど、うっすら修理できる期待感があったから……)
いくらタカハシがアホだからって、さすがにこんなホワイトアウトな視界であちこち走り回るわけにはゆかない。
安直な修理を敢行した我が身の愚挙を呪いつつ、しぶしぶ交換シールドを買ってきて付け替えた。たかがペラペラの透明樹脂板のくせに4000円(!)もするのは軽くムカついたが、おかげでようやくスッキリ前が見えるようになった。
わざわざ高い金を払って交換したという自負もあり、それから手当たり次第に友達のところに持っていって得意そうにニューシールドを見せびらかしてみたが、「そんなモンどうでもいいから、もういいかげんオフロード用のメットを買え!」と言われるだけで、誰ひとり親身になって喜んでくれなかったのが残念だ。
ふだんモトクロスの練習ではシールドを開けて走ることも多いし、コースも知っているから、目なんか見えなくても別にいいやとほったらかしにしていたが、シールドを閉めて知らない道を走るツーリングや街乗りだと、やっぱり運転しづらかった。
しかし、こんな小さい傷くらい、ちょこっと削ってなめらかにすれば、また元通りパキーンとくっきり見えるようになるんじゃないかと考えるのも、また人情というものだ。
で、さっそく手近にあった紙やすりでシールドをガシガシこすって修理してみることにした。

だが結果は、あいにくご覧のとおりで、なんとシールドってものは、紙やすりをかけると無数の細かい傷がついて全面的に真っ白になり、ぜんぜんまったくこれっぽっちも前が見えない恐怖のスリガラス状態になるってことが判明!(いや、よく考えたらまあ当たり前なんだけど、うっすら修理できる期待感があったから……)
いくらタカハシがアホだからって、さすがにこんなホワイトアウトな視界であちこち走り回るわけにはゆかない。
安直な修理を敢行した我が身の愚挙を呪いつつ、しぶしぶ交換シールドを買ってきて付け替えた。たかがペラペラの透明樹脂板のくせに4000円(!)もするのは軽くムカついたが、おかげでようやくスッキリ前が見えるようになった。
わざわざ高い金を払って交換したという自負もあり、それから手当たり次第に友達のところに持っていって得意そうにニューシールドを見せびらかしてみたが、「そんなモンどうでもいいから、もういいかげんオフロード用のメットを買え!」と言われるだけで、誰ひとり親身になって喜んでくれなかったのが残念だ。

The comments to this entry are closed.
Comments