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2012.01.18

ツインリンクもてぎ 北ショートコース

120118m01
ツインリンクもてぎは、栃木県にある国際レーシングサーキットだ……なんて、いちいち説明する必要はあまりないだろう。120118m02もてぎが誇る日本初の本格的なオーバルコースでは、2011年までインディカーレースが開催されていて、その名は一般にも広く知られている。

北ショートコースは、そのすぐそばにくっついているオマケっぽいミニコースだ。といっても、全国でも数少ないCIK国際公認コースだけに、カート用としては飛びぬけて立派な施設をもっている。
トラックは全長982メートル、反時計まわり。さまざまなタイプの9つのターンが巧みにレイアウトされており、ドライビング・テクニックの奥行きが試される素晴らしいコースだ。
120118m03ただ、エスケープゾーンに少しでもタイヤを落とすと派手な砂ぼこりが上がり、路面がダスティになりやすいことと、やたら走行料金が高いのは欠点だ。もっとも、コースを踏み外さなければ砂ぼこりは上がらず、金さえあれば払えない料金でもないから、タカハシのごとくヘタクソ&貧乏なドライバーでなければ、たいした欠点じゃないともいえる。

たまたま知り合いのレンタルカートチームから声をかけてもらい、運よく彼らのマシンでこの北ショートコースを走ることができた。

120118m04カートは、ビレルのフレームに4ストローク210ccのスバルEX21を積んだもの。レンタルカート場によくある、ごく標準的なマシンだ。
狭いコースでなら充分パワフルなEX21エンジンも、さすがに北ショートコースに持ち込むと、ひどく頼りなく、おそろしく遅い。2 ストロークのKT100エンジンや水冷125ccとの混走では、あまりにも速度差が大きすぎ、危険さえ伴う。
120118m05のんびり前なんか見て悠長に運転してると、コーナーにさしかかるたび、目を血走らせた連中が、背後からガンガンぶつけまくってくるから、四六時中、後ろばかり見て走らなくちゃならないほどだ。

120118m06とはいえ、スピード自慢の他のチームメイトたちに比べれば、ふだんから「サーキットのミドリガメ」の異名をとり、他人に抜かれ慣れているタカハシには、わりあい走りやすい状況だったともいえる。
まるでコース脇に転がっている石コロのごとく完全に自分の気配を消し、ほとんどすべてのドライバーに踏みつけにされ、ときにはコースサイドへ蹴散らされつつも、"動くパイロン"として他車の練習台になるという大きな使命を果たすことができた。

120118m07レーシング・ドライバーたるもの、前を見て走り、前のクルマを抜くことにばかり執着していてはいけない。それよりも、後ろを見て走り、後ろのクルマにうまく抜かれるテクニックを習得すべきである。
ドライバー諸君はその点をしっかり認識し、まずは後ろのドライバーにうまく抜かれる走りを第一目標として日々の練習に励んでほしい。

みんながそのように心がけて走れば、いつかはミドリガメにも、一度くらい前のドライバーを抜くチャンスが訪れるかもしれない。交通弱者と爬虫類にやさしい社会を実現するためなので、ぜひぜひ協力してもらいたいものだ。
120118m09

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