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2009.02.12

カート貧乏@ベストカー

090212m01タカハシはつねづね「貧乏ヘタレドライバー」を自称しているが、たまにそれを疑う人があって「貧乏とかヘタレとかいってるけど、じつはそんなでもないんでしょ」などといわれることがある。
もしそうだといいんだが、残念ながらけっしてそんなことはない。「タカハシ貧乏ヘタレ説」は、世に隠れもなき厳然たる事実なのである。(トホホ……)

その証拠に、いま書店に並んでいる自動車雑誌『ベストカー』を読むとよい。
今号の同誌には「貧乏全員集合」というヒマネタページが組まれていて、趣味がこうじて貧乏暮らしをしてる人を何人か集めて記事にしており、そのなかでタカハシも「カート貧乏」として紹介されているのだ。(トホホホホ……)

が、よく読むと、ほかの人たちは「パジェロが好きで4台も買ったら貧乏になった」とか、「本物のヘリを14台も買ったら貧乏になった」とか、「本物の飛行機を6機も手作りしたら貧乏になった」とかいった人たちばかりだ。そりゃそうだろ! とツッコミたくもなる。いわば彼らは、ほんとうはリッチな「ヴァーチャル貧乏人」なのである。
090212m02しかしタカハシだけは違う。記事には、あまりにも貧乏なため、まともなカートやエンジンを買えず、激安中古品でなんとか間に合わせ、ゴミ同然の中古タイヤを拾い集めて暮らす惨めな日々が活写されている。いわばタカハシだけは、ほんとうに困窮にあえぐ「リアル貧乏人」なのである。(トホホホホホホ……)

記事は、企画趣旨に合わせて貧乏感を表現しようとしたのか、どことなく印刷のかすれたモノクロページに、肉眼では見えないほど小さい写真をくっつけた物悲しい構成となっている。が、せめてこのブログには美麗カラー写真を掲載しておこう。じゃないと、なんだか救いようがなく貧乏ヘタレっぽいから……。(トホホホホホホホホホホォ~)

『ベストカー』は講談社(三推社)より毎月10日・26日に好評発売中。320円。各地のコンビニ・書店で手に入る。

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2009.02.07

YAMAHA RZ50

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ヤマハRZシリーズは、80年代のバイクブームを牽引した名車のひとつだ。
「ナナハン・キラー」(←古くさっ!)と呼ばれたRZ350や、「ヨンヒャク・キラー」(←情けなっ!)と呼ばれたRZ250がとくに有名だが、それより小さくてマイナーなRZ125や、さらにはゼロハン(←恥ずかしっ!)のRZ50までしっかりフルラインナップされていた。

090207yamaharz5002RZシリーズ最大の特長は、ピーキーな2サイクルエンジンと軽量ボディが生み出すアグレッシブな運動性だ。シリーズ末弟にあたるRZ50は、ホンダMBX50やスズキ RG50ガンマと並んで、当時としては先鋭的な水冷2サイクル単気筒エンジンを搭載したボーイズレーサーで、1980年の発売当初から金欠少年ライダーの人気を集めていた。

090207yamaharz5003が、もとが原チャリだから、いくら頑張ったってたいした性能じゃなく、最高出力もせいぜい7.2psどまり。それに、いくら水冷といっても小排気量の2サイクル車だから、峠で本気になってガンガン回せば、たちまち熱ダレしてプスンと止まってしまう、ちょっと虚弱なバイクでもあった。

写真はタカハシが友人からタダで貰いうけたRZ50。もともとポンコツだったから、撮影した1986年には、すでに各部の鉄屑化が進んでいたが、それでもいちおう走ったので、まあまあ楽しめていた。
090207yamaharz5004だがある日、走行中に突然サイレンサーがはずれてどこかに吹っ飛び、猛烈にファンキー&ヤンキッシュな爆音を撒き散らすバイクに変貌してしまった。でも修理するのは面倒くさいし、なにより金がかかる。そこでバイクのことをまったく知らない友人に「ちょうどいま全開バリバリの改造バイクがあるから買わないか。いい音するよ」といって売りつけてしまった。

いま思えば、青春時代には、古くさく、情けなく、恥ずかしい思い出が山のようにあるものだ。ときには、ハシタ金欲しさに友をあざむき、あさましい罵倒合戦の末に友情を失うといった甘酸っぱい過ちもあるものだが、それもまたキラキラと煌めく美しき青春の思い出のひとつといえるだろう。(いえないか……)
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