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March 2013

2013.03.20

ほんとうにあったお話(3年生~6年生)

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小学生向きのノンフィクション集、『ほんとうにあったお話』の3年生~6年生が出版され、全学年分6巻がようやく出揃った。各巻にそれぞれ十話前後の実話が、読みやすく納められている。

心やさしい編集者が僕の貧窮ぶりに同情して、幸運にも全6巻に少なくとも1話ずつ挿画を描かせてくれた。たいへんありがたい。
この本には、心温まる話や感動をよぶ話が数多く載っているが、それよりも社会福祉の心あふるる編集者が、あるひとりの赤貧イラストレーターに絵を描かせてくれたというリアル実話こそが、もっとも心温まるストーリーであったといっても過言ではないだろう。(←イヤ過言である)

その後、銀座で開かれた出版祝賀パーティにも呼んでもらい、ふだんはなかなかありつけないウマイものを食い、おみやげに缶入りチョコレートまでもらった。
13031902イラクのがんの子供たちを医療支援するため、日本イラク医療支援ネットワークが作った募金チョコである。子供が描いた絵をあしらった缶に、ハート形のチョコが何個か入っている。なかなかうまい。
このチョコが作られた経緯も、3年生の巻に載っている。

『ほんとうにあったお話』は、各巻880円(税別)で講談社から好評発売中。見かけたらぜひ買おう。ピカピカの小学生ばかりでなく、すれっからしの40代でも、くたびれ果てた50代でも、だいぶ壊れてきた60代でさえも、中島みゆきの『地上の星』をBGMにして読むと、マジで泣くほど感動できる。

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2013.03.03

ひつまぶしキャラメル

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名古屋名物ひつまぶしは、ウナギの蒲焼を細切れにして飯と混ぜたものだ……なんてこと、わざわざ説明するまでもなく、たいていの日本人は知っているだろう。

ひつまぶし風キャラメルは、その味を模している。

だが、ひつまぶし味をまねてキャラメルを作るのは、じつはひじょうに難しい。ひつまぶし味はニアリーイコール、ウナギの蒲焼味だからだ。

ひつまぶし味は、まずウナギの蒲焼味との峻別を求められ、さらには「飯+ウナギの蒲焼」という、ひつまぶしとまったく同じ構成をもつウナ丼味とも峻別されなければならない。どんなに優れた調味技術をもつ菓子メーカーをもってしても、これはきわめて高いハードルだ。

このシビアな条件をどのように克服し、どこまで真のひつまぶし味に迫れるかが、ひつまぶしキャラメルを評価する際の最重要ポイントとなるのは、まあ自明の理だともいえる。

が、結論からいえば、ひつまぶしキャラメルは、ただのみたらし団子味キャラメルだった。

あまりにもウナギ感がなさすぎるのを不審に思ってよく見てみると、ウナギパウダーなどのウナギ系材料がまったく使われていない。これでは、みたらし団子を筆頭とする醤油+砂糖の甘辛菓子系と同じ味になってしまうのも当然だ。
やはり、申し訳程度でもいいのでウナギ系食材を使うことと、せめて山椒風味をぴりっと際立たせるなどして、「ウナギ感」を追求する姿勢くらいは見せてほしかった。

名古屋付近の高速パーキングエリアで買った。たった6粒で200円という高級品。パッケージ・デザインがいいだけに、味にも相応の工夫があればと惜しまれる。地元・名古屋の安倍製菓製。

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