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August 2012

2012.08.21

タコ焼風ラムネ

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珍しいものを見つけるとつい欲しくなるのに、買って帰ったとたん興味がなくなる。誰にでもよくあることだ。

このタコ焼風ラムネも、店に並んでいるときは興味しんしんだったのに、持ち帰るとあまり飲みたくなくなって、しばらくひきだしにしまってほったらかしにしていた。で、久しぶりに取り出し、いよいよ飲もうとしたら、なぜか中身がからっぽになっていた。開封した形跡はどこにもないが、内容液だけが忽然と消えている。

調べると、ひきだしの中が全体的にべたべたしていた。いつの間にか液が漏れ出ていたらしい。スティッキーなラムネ汚染は、ひきだし内のあらゆる物品に及んでいた。

びんのラベルには「タコ焼は入ってまへんで」と、大阪弁で注意書きがしてあるが、タコ焼どころかラムネ自体が入っていない。これじゃタコ焼風ラムネがどんな味だったのか、まったくわからないではないか! だいいち、封を開けてもいないのに液が漏れるとは何ごとか! と、メーカーに苦情を持ち込もうと思ったが、さらに詳しく注意書きをチェックすると、「玉押しでビー玉を押す前にビー玉がびんの中に落ちていたら、栓が空いているのと同じ。やばいから飲むな」と記載してある。ひょっとすると、わりとよくある事故なのかもしれない。

が、よくあるからって許せるわけないだろう。哀れな無辜の消費者として再び怒りの炎をめらめらと燃やし、今まさにメーカーに電話をかけようと受話器を取り上げたとき、ふと賞味期限をみると、2009年4月に切れているのに気がついた。どうやら少なく見積もっても、およそ4年前に購入した古ラムネだったらしい。

「少年老い易く学成り難し、うっかりしてるとラムネ古くなって漏れ易し」と、古来の名言にもある。

メーカーに苦情を持ち込むには、やや保管期間が長すぎた。あとほんのちょっとだけ早く、具体的には3年4カ月ほど前にこの事実に気付いていれば、軽くイカれた正義のクレイマーとなってガツ~ンと文句を云いまくったところなのに、じつに残念な話である。

大阪ハタ鉱泉製、250ml、値段は忘れた。

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2012.08.18

うんチョコ

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小学生レベルのギャグである。だと思う。そうであってほしくはないが、そう推察せざるを得ない。

かわいい動物パッケージの尻部分からコロコロした粒チョコが出るようになっている。それで「うんチョコ」。
いくら側面に「おこづいかいウンアップ」「にんきウンアップ」「ダイエットウンアップ」などと記載して、「これはあくまでも運のよくなるチョコなんです。けっして排泄系のチョコなんかじゃありません」と、目を血走らせて必死にエクスキューズしてみても、やや無理がある。

このネーミングは、さすがに食品会社としては苦渋の決断であったろう。倫理的に許容されるギリギリの線を狙ってきた。身を切るようなそのキワキワ感からは、背水の陣でチョコ販売に臨むチーリンの切実な経営状況がすけてみえる(←ような気がする)。

メーカーのチーリン製菓は、駄菓子業界では知らぬ者のないリーディング・カンパニーだ。昭和の昔から、あるときは「電車チョコ」、あるときは「コンパスチョコ」と、世間の耳目をあつめる画期的な粒チョコの新機軸を打ち出し続けてきた。
そんな粒チョコ界の巨人 チーリンが、いまや安易に子供ウケ狙った下ネタチョコに走ろうしている。世界のトヨタ陥落の次にくるのは大阪のチーリン衰滅か。いったい日本経済の未来はどうなってしまうのだ……。

一人の日本人として、一人の大人として、まさしく肝胆寒からしめる由々しき事態である。

が、たまたま家に遊びにきた若手雑誌編集者Tくんに、この悲痛なチョコを食わせてみると、意外にも「ヒ~、う○ちの味がするゥ~!」と涙を流し、ジタバタと床に転がって無邪気に大喜びしていた。どうやら我が国には、大人になっても小学生レベルの脳を堅持している人が、ずいぶん大勢いるらしい。

せっかくだから、最近だいぶ少なくなってきた小学生たちと、最近だいぶ増えてきた小学生レベルの大人たちに、いっぱい売れるといいね、うんチョコ♪

1箱4グラム入り、だいたい35円くらい。

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