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May 2011

2011.05.09

インテリゲン

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「知的・栄養補給」を標榜する、新型栄養ドリンク、インテリゲン。
アホの僕にはよく理解できないのだが、テアニン200mg、ぶどう糖7000mgを含有しており、どうやら脳とかがバリバリ元気になる効能があるらしい。

サブコピーには、「体力だけでは勝負できない現代社会で戦うあなたへ」の文字が踊り、いかにも賢い人専用っぽい、いかにも丸の内ホワイトカラーっぽい、いかにもIT系の大企業でアカウンティングの仕事してますけど最近社内の公用語が英語になっちゃったんですよねハハハっぽい雰囲気をぷんぷん漂わせている。
ここまではっきり書かれてしまうと、脳幹の腐敗した激安三流イラストレーターをはじめとしたアホ系労働者階級には、なかなか手が出しにくい。

以前からかなりハイレベルのアホだった僕だが、加齢のためか、最近さらにアホ化が進んで困っていたところなので、さっそくインテリゲンで喉をうるおすことにした。
味はまあまあふつうの栄養ドリンクで、うまくもまずくもない。しかし、これで賢くなれるんだったら、それだけで十分で、味なんてどうだっていいともいえる。

が、しっかり1本飲み終わっても、アホはいっこうに改善しなかった。軽く眠気は飛んだし、実際、一時的に脳の活動性が上がったようにも感じられるのはまさに驚きだが、脳はあいかわらず空っぽのままだ。
古代サンスクリット語の資料を読むことも、ジョージ・ワシントンからバラク・オバマまでアメリカの大統領の名前をそらんじることも、人工衛星の軌道計算も、全然できるようになってない! これはどうしたことなのか、アホの僕にはまったく理解できずにいる。

ところでアホの僕には、ほかにもまだ理解できないことがある。
いったいどうしてメーカーは、このドリンクに「インテリゲン」なんて名前をつけたのだろうか? そこがどう考えてもわからない。

いや、さすがにいくらアホだって、「インテリゲンチャ+源または元気の元」あたりから、なんとなく薬っぽい語感になる名前をつけたんだろうってことくらいは、僕にもわかる。
わからないのは、せっかく賢い人専用ドリンクを作ったのに、どーしてわざわざこんなアホ全開な名前をつけちゃったのかって点だ。もう少し名前が賢そうだったら、賢い人たちにもすんなり受け入れられ、ハーバードやオックスフォードでメガヒットを記録した可能性もあるだけに、たいへん惜しまれる。

100ml入り、たしか100円くらい、サントリーフーズ製。近所のスーパーで買ってきた。

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2011.05.07

北のおいちゅープリン

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「おいちゅー」は、どことなく幼児コトバっぽいが、そうではなく、何かを吸い込むときの「ちゅーちゅー」というオノマトペからつけた名だろう。

赤いフタ付のマヨネーズ用っぽい容器に詰めた流動性プリン。「飲むプリン」というコンセプトは、いくらか不気味ではあるものの、これまでになく新鮮で革命的だ。

名前が子供っぽいので、甘ったるい子供向けプリンを想像するかもしれないが、味はしっかり大人向きの本格派。
ただし、プリンのトゥルン♪とした軽やかな食感はあまりなく、どちらかというとマヨネーズ系のドゥロンとした重い食感だ。うんと甘くして酸味を取り除いたミルクっぽいマヨネーズだと思えばいいだろう。
11050702好き嫌いは人それぞれだろうが、少なくとも意外性と味の良さがみごとに両立され、たいへんよくできた菓子となっている。

が、わずか110グラムの少量で315円はちょっと高すぎる。これでは腹がふくれないだけでなく、ダイソン並みの他に類を見ない吸引力を誇る人だと、わずか数秒で吸いきってしまって、ゆっくり楽しむ時間もないはずだ。

また、数名で分け合って食べるにはちょっと抵抗がある。
たとえば汗臭いラグビー部の男子学生数名が、毛むくじゃらの柔道部の男子学生数名とともに、「ウス!」とか「アザッス!」などと野太い声をかけあいながらチューチュー音を立てて回し吸いしているシーンなどは、ほとんど公序良俗に反する。薄汚い男性諸君は、できるだけひとり一本を基本として買い求め、個室や物陰などでこっそり食べるなど、喫食マナーをしっかり守ってもらいたい。

長沼あいす酪乳品工房製、カスタード味。近所のコンビニで売っていた。

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2011.05.02

燃え辛 暴君ハバネロ

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数年前からネタの手詰まり感をぷんぷん漂わせていた暴君ハバネロだが、徹底的にバリエーションに困りぬいての苦肉の策なのか、ついに「形の工夫」へと走り始めた。これはようするに、マッチ棒型になってることだけが売り物の新型暴君だ。

味にろくな工夫をせず、形だけ変えてお茶をにごすなんて、暴君の威厳もいよいよ地に墜ちたかと思ったが、よく見るとパッケージには、ど~んと「カプサイシン200%」の効能がうたわれている。
しかしいくら200%とかいっても、そんなに辛くないだろうと油断してかぶりつくと、これが猛烈に辛かった。も~むちゃくちゃ辛い。すさまじく辛い。ゲホゲホするほど辛い。これだけ辛くしてあれば、味にはじゅうぶん工夫があるといってもいいだろう。

いくら血も涙もない暴君といっても、これまでの暴君には、どこかに民を思うやさしさの片鱗が垣間みえたものだ。しかし今度の暴君には、そんな温情などカケラもない。デカダンスと崩壊の美学さえ感じさせる、まさに狂王と呼ぶにふさわしい超凶暴な激辛暴君だ。

ただ、こういった真の暴君は、帝王としての美意識が高すぎるため、なかなか人民の支持が得られないのが欠点である。もう少しわかりやすくいえば、マジ暴君は不人気に陥りやすい。また、その凶暴さゆえに、社会的弱者には厳しい。子供や老人といった人たちは、よく注意して食べてほしい。

いわずとしれた東ハト製、40グラム入り。近所のスーパーで58円だった。暴君が市場にあふれすぎたせいか、売価にデフレの悲哀がにじんでいる。

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