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January 2010

2010.01.24

AyuX+02

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恒例の京都クリスマス展「AyuX+02」は無事閉幕した……なんてことを、閉幕からすでに12分の1年が過ぎた今頃になって書いているようでは今年も先が思いやられるが、まあとにかく怪我人も火災も盗難も爆発も墜落もなく、まずまず無事に閉幕したのは事実だから、それでよしとしなくてはならない。

10012402住みなれた京都を離れ、東京に活動拠点を移してそろそろ3年になるが、京都展に来てくださるお客様は、年を追うごとにむしろ増えている。僕がどこに住もうと、つねに変わらず僕の仕事を支えてくれる馴染みのお客様や古い友人たちに会えるのも、このクリスマス展の楽しみのひとつだ。

展示は、東京・吉祥寺展『千夜一夜』で発表した新作を中心にラインナップした。そのほか、朝日新聞の連載『がんを生きる』(同社 故・井上平三記者)の原画を再展示したり、未発表のまま長年保管していた「ポケットスケッチシリーズ」を加えたりして、なるべく賑やかに構成した。

10012403おかげでたくさんのお客様に恵まれ、充実した会期が過ごせたが、反省点もふたつあった。

ひとつめは、ギャラリーが激しく混雑した休日などに、お客様と話す時間が充分とれなかったこと。
ふたつめは、販売用に持ち込んだポストカードが会期2日目で品切れし、後半のお客様に迷惑をかけたことだ。

2010年も、東京で充分活動したら、年末にはその作品を携えて京都に帰省し、クリスマス展を開くつもりだ。
もちろん2009年の反省は、きちんと活かす。ポストカードはガツンと3倍持ち込めるよう事前にしっかり準備し、お客様とはピュルピュルと3倍速で話せるよう、あらかじめみっちり訓練を積んでおくつもりである。

年末多忙のなか、遊びにきてくださった多くのお客様、ほんとうにありがとうございました。2010年もどうぞよろしくお願いします!

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2010.01.03

まね金猫だんご

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金ぴかの台紙をバックにピンクの招き猫型モナカが輝く「まね金猫」。知人が山形みやげに買ってきたものをひとつ分けてくれた。

きらびやかなゴールド系の豪華なパッケージといい、いかにも金が儲かりそうな招き猫モチーフといい、三が日にふさわしい、たいへんめでたい菓子である。
しかもこの菓子は、我が偉大なる同族、たかはし家が経営している(と推察される)「だんご本舗たかはし」製だ。僕にとって、これほど福福しい菓子は他にないだろう。

かじってみると、なぜかどことなくネチネチとした違和感はあるものの、味はまあふつうにうまい。そもそもみやげ物なんだから、いちいち味にケチをつける必要はなく、なんとなく福々しければ、それだけでも充分だ。
むしゃむしゃとおいしく食べながら添付の由来書を読み進めると、「だんご本舗たかはし」の沿革も、くわしく知ることができた。

「当舗は、大正七年に創業いたしました」
ふむふむ、歴史があるんだね。
「毎朝、精米したての米を蒸かして搗きあげ」
なるほど、品質にもこだわってるね。
「1本、1本、真心込めて手作業でつくっております」
いや、まったく素晴らしいね。
「添加物、保存料を使用しないため」
じつにいい心がけだよね。
「1日しかもちません」

え゛……。

1日しかもたないって、じゃあこれはいつ作ったブツなんだろう……。
即座にチェックしてみたが、個装紙のどこをみても、製造年月日が書いてない。しかし、山形から東京までの長い旅路と、ブツがめぐりめぐって僕の手元に到達するまでの時間を思い、さらに手元に来てから口に入るまでの1日を加算すると、最低でも製造から4~5日は経っていると考えられる。

ああ、だんご本舗たかはしよ。おお、我が愛すべき同族よ。頼むから製造年月日くらいはどっかに書いておいてくれまいか。そして、ブツが1日しか持たないってことは、8ポイントのチマチマと小さい字とかじゃなく、42ポイントの赤い字でデカデカ印刷しておいてはくれないものだろうか。

製造日から数日を経て食べると、ちょっとおなかの具合が気になる上山名物の手作り菓子。みやげ物を小分けにしてもらい、ムリヤリもらい受けてきたもんだから、内容量も価格も製造年月日もわからない。

※補記 ↑なんつって書いていたところ、さっそく製造元のだんご本舗たかはしさんから丁寧なご連絡をいただいた。個装紙に製造年月日が付いてなかったのは、販売時の不運なミスだったようだ。
通常、モナカには10日の賞味期限が明記してあるとのこと。団子はともかく、モナカのほうは丈夫で長持ちらしいので、遠隔地の人も安心して食べてもらいたい。

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2010.01.01

寅年ロール

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09年、京都クリスマス展のあと、ちょっと地元でグズグズしていたら、東京帰還は10年の元日になってしまった。
長距離運転でフラフラになって迎えた元旦の朝、近所のいつもの百均で、いつもの買い物をして、いつものメシのしたくにかかろうとしたとき、陳列棚に寅年ロールを見つけた。
これが十年一日のごとく平々凡々たる我が家の元日の食卓を飾る、唯一のおせち料理となった。

寅年ロールは、へんな菓子パン業界に覇を唱えんと研鑽に励んでいるヤマザキパンが、2010年代の幕開けに上げる心の雄叫びを表現した一品だ。が、へんな菓子パンとしてはいまいちインパクトに欠けるいっぽう、まともな菓子パンとしての新鮮味にも欠け、やや中途半端で遠慮がちなショボい雄叫びとなっている。

たんにパッケージにトラの図柄を印刷しただけでなく、スポンジに縦ジマ文様をつけているところに努力のあとが見られるものの、ずるりとあふれたクリームがどことなく鼻水っぽく、やや食欲をそぐデザインとなってしまったのが残念だ。

さて、この2010年代はどんな時代になるのだろう。ヤマザキパンはどっちを向いて走っていってしまうのだろう。そして僕は、このブログのために、どれだけへんなものを食わなくてはならないのだろう……。
新しい時代の到来に、一抹の不安がよぎる寅年ロールである。

山崎製パン製、105円。買ってはみたが、まだ食ってない。さすがに元旦早々、へんな菓子パンなど、あんまり食う気になれないからだ。

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