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2009.11.18

H22データベース本

091118
『平成22年度データベーススペシャリスト合格教本』のカバーイラストを描いた。

デジタル系資格取得教本の22年版の一冊で、これまでカバーイラストに、電鍵や三球超再生無線機、タイプライターといった古くさいメカを描いてきたシリーズだ。今回はバイクを描かせてもらうことになった。
イラストのバイクは、インド製のロイヤルエンフィールドというバイクをベースに、あちこち勝手に脳内モデファイして作り上げた妄想マシンだ。

版元から届いた本をパラパラとめくると、この本には、情報処理技術者試験にパスするために必要な情報がぎっしり詰まっているのがよくわかる。

たとえば第4章の4項「第3正規形」には、「関係がボイス-コッド正規形でない理由」と題した素晴らしい一節があり、「関係(リレーション)Rが第3正規形であるが、ボイス-コッド正規形でない理由は、ボイス-コッド正規形の定義から、Rの(候補キーを含む)スーパーキー以外の属性集合に対する自明でない関数従属性が存在するからです。」と説明されている。

なんとわかりやすい説明であろう! 脳からぴゅーぴゅー血が出るほど簡単な記述ではないか!

また、この本には、長くてつらい勉強の息抜きタイムにピッタリの楽しい読み物コラムも添えられている。そのなかから爆笑コラムのひとつを拾ってみよう。

たとえば「【コラム】SSQ/MMについて」は、「SQL multimedia and application package(SQL/MM)は、SQLの利用者定義系およびルーチンの機能を用いて、特定のマルチメディアや適用業務のためのインターフェース(データ型およびルーチン)を規定しています。」という、ツカミもバッチリな書き出しではじまる。

いや超ウケる! マジ爆笑! おもしろすぎて腹の皮がよじれるコラムだよね!

この本は、高校3年生の国語の授業で5段階評価の5がとれていればスラスラ読めるし、大学の代数幾何学の授業でSSSがとれていれば、テレビで漫才を楽しみつつ軽く理解できるほど超わかりやすい本だ。

めったにいないとは思うが、もしその程度の成績さえとれずに学生時代をすごした落ちこぼれ系の人の場合は、中身を読むのはあきらめ、カバーイラストだけを眺めて楽しむといいだろう。無理して本文を読むと、ドヨ~ンと真っ暗な厭世観にさいなまれ、つい首を吊りたくなる可能性も否定できない。しかし賢者が書いた中身はともかく、カバーイラストだけは確実にバカが描いているので、どんなバカでも理解できる。安心して眺めてほしい。

山平耕作著・技術評論社刊。3200円で好評発売中、頭のいい人はぜひ買おう♪ 

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