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January 2008

2008.01.25

カレーラムネ

08012501「インド人もビックリ!?」「ピリッとスパイス、シュワッと炭酸」が謳い文句となっている。たしかにインド人はビックリしてくれるかもしれないが、飲むとむちゃくちゃキモチわるい。いや、けっして味は悪くないんだが……。

カレーというのはもともとさほど爽やかな食べ物ではない。こういっちゃなんだが、見た目的にもどことなくヨゴレ感があり、なにより強いにおいが伴う。日本ではすでに国民食として確固たる地位を築いているカレーだが、食後に残るあの不快なにおいが好きじゃないという人は、けっこういるのではないだろうか。

08012502カレーラムネにカレー粉は入っておらず、香料だけが入っている。いわばカレーの味も粘り気もなく、カレーのにおいだけが楽しめるドリンクだ。そのため、飲んでる間はまあ普通にさっぱりしているが、飲み終わってからも、いつまでもしつこくカレーのにおいが残る。
胸の悪くなるよーな、あの食後の不快なカレーのにおいをたっぷり楽しみたい向きにはお薦めだが、はたして日本にそんな人がいるだろうか。もしいたとしたら、たしかにインド人もビックリである。

「わさびらむね」の製造で一躍有名になった木村飲料製。250ml入り。高速のパーキングエリアで、たしか100円か150円くらいで買った。

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2008.01.20

塩KitKat

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ついに戦慄の塩味キットカットが登場した。とうとう出てはいけない反則モノが出てきてしまった。この時期店頭に並ぶKitKatには「きっとサクラ サクよ」という受験生応援コピーが添えられているが、それさえも「きっとハクよ ハクよ」に見えるほどだ。

フランスロレーヌ岩塩と書いてあるが、フランス産だろうがロシア産だろうがナイジェリア産だろうが、ようするに塩は塩だろう? ホワイトチョコに塩なんかぶち込んで、きみ何か嬉しいことでもあるのかね? いったいどういうつもりでこんなモノを作ってしまったんだ……。あ、ひょっとして家庭がうまくいっていないのかね? 子供が受験に失敗したとか、奥さんが出ていってしまったとか、友人の連帯保証人になって借金取りに追われているとか、ご両親が買った120万円の羽毛布団と80万円の血液サラサラブレスレットを返そうとしたが業者がクーリングオフに対応しないとか、何かそういった問題でもあるのかね? なんだったら今夜は一杯付き合うから、少し私に打ち明けてみてはどうかね? などと、最初は上司の責務として開発担当者をこっぴどく叱責するつもりでいたのに、次第に身の上相談に乗ってやりたくなってくるような菓子である。

08012002……と思っていたが、食ってみるとこれが案外うまかった。それどころかスペシャルフレーバーKitKatの中では出色のデキといってもよい。ホワイトチョコが本来もっている生臭い甘さが塩味でやわらげられ、シンプルで食べやすく、おだやかな風味に仕上がっている。ホワイトチョコ入門者にもお薦めしたい一品だ。

KitKatにはいつも軽く裏切られ続けているが、今回はかなり手ひどく裏切られることを予想していたら、その予想をさらに裏切られた。つねに一歩先をゆき、つねに一枚上手をゆき、つねにサプライズあふるるキットカットなのである。ネスレコンフェクショナリー製、2袋入り、130円。

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2008.01.19

レアチロル福袋

08011901正月らしい福袋を食べてみた。パッケージには「幻のレアチロル福袋」とうたわれている。珍しいチロル3種の詰め合わせだ。

物差しの目盛りをモチーフにした「チロルブック」は、本来チロルチョコ・オフィシャルブック購入者へのプレゼント用として作られたもの。キティの飼い猫、チャーミーをあしらった「チャーミーキティ」はイチゴシリーズとして企画されながら諸事情により発売が取りやめられたもの。東京タワーのイラストをあしらった「東京タワー」は、同名の小説の映画化を記念し、東京タワー売店のみで販売されたものだそうで、たしかにそれぞれいわく付きのレアデザインだ。

08011902が、いわく付きでレアなのはデザインだけで、味はどれも平凡そのものだった。これでは怪獣フィギュアを集めるような少数のオタク系コレクター(全国推定1000人)は喜ぶかもしれないが、ひたすら激マズのチロルを待ち望んでいる大半の一般国民(全国推定1億2776万6994人/平成17年国勢調査・総務省統計局調べ)は確実に落胆するだろう。
メーカーは、限られた人だけが利益を独占するようなコレクターズアイテムに偏した商品開発をただちに取りやめ、民意を反映して、全国民に、より公平に利益が配分される激マズチロルの開発にこそ力をそそいでほしいものだ。

ちなみに「チロルブック」はフレーク味、「チャーミーキティ」はイチゴマシュマロ味だったが、いずれもまったくマズくないため、食べてもぜんぜん面白みがない。「東京タワー」にいたっては、昭和30年代に確立されたチロルチョコの王道、ミルクヌガー味を忠実に再現しているから、マズいどころか、おそろしくうまい。今まで食べたどのチロルよりも圧倒的・決定的・壊滅的にうまい。
これは驚くべき美味であると同時に、高度成長期以降のおよそ半世紀、我々日本人(とチロルチョコ社)は目の色を変えていったい何を開発してきたのだろうかと、時の流れにふとむなしさをおぼえる美味でもある。

チロルチョコ製、12個入り、価格不明。

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2008.01.14

チロルきなこパンズ(複数形)

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パンのような物質名詞に複数形を使っていいのかとか、そもそもパンは英語なのかなどという細かい問題は少し措いといてほしい。より大きな問題は、きなこパンという物質の存在そのものなのだから。

正式名称は「チロルチョコパン きなこもち」と「チロルチョコパン 京きなこ 黒みつ仕立て」。いずれもチロルチョコ社の熱血指導のもと、同名のチロルチョコを山崎製パンが菓子パンに仕立てた商品だ。
どちらのパンも、内部にはしっかりきなことチョコが詰め込んである。だが、あまりうまくなくなくない。いわば皮にあたるパンが分厚すぎるため、激しくモサモサしていて食べづらい。かつて山崎製パンの主力シリーズ「ランチパック」にラインナップされていたキナコモチパンが、食後の強烈な胸焼け感はともかくとして、絶妙の食感を誇っていたことを思うとじつに残念だ。

08011402ところで「チロルチョコパン きなこもち」と「チロルチョコパン 京きなこ」は、いくら慎重に食べ較べても味の違いがよくわからない。黒みつが入っているかどうかで、かすかに違うといえば違わないことはないが、著明な風味の差とまではいえない。それなのに値段は115円と130円となっており、なぜか後者が明らかに15円高額となっている。

この15円もの価格差の正体は、いったいなんだろうか。
それは「京きなこ」の「京」の一字に尽きる。すなわち京都のブランドイメージが15円もの大差となって現れているのだ! ちょっと計算すれば誰にでもわかることだが、このパンがもし10食売れれば150円が、もし1000食売れれば1万5000円が、もし10万食売れれば150万円が、もし1兆食売れれば、なんと15兆円という国家予算規模の巨額の売上げが、「京」の一字のためだけに労せずして転がり込んでくるという寸法だ。
京都のもたらす経済効果には、まさに計り知れない可能性が秘められているといえるだろう。(か?)

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