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December 2007

2007.12.30

世界の山ちゃんキャンディ

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似顔絵界の重鎮・針すなおさんの画風に酷似しているわりには、なんとなく品位に乏しいイラストがついたパッケージだが、じつはこれでも同名のチェーン居酒屋の看板に採用されているメジャーなイラストなんだそうだ。酒を飲まず、街にもめったに出ない僕には未知の作品だったが、ひょっとすると世俗の大衆、とりわけ酔っぱらいリーマン諸君にはおなじみの図柄なのかもしれない。

キャンディの外袋には「幻の手羽先」とか「名古屋名物」とか書いてある。でも、それがいったいキャンディとどう関係があるのかについては、なんの説明もない。あからさまにキワモノくさい飴だなと不信感をいだきつつ口に入れてみたが、意外にうまくて驚いた。甘味のかげんも香りも口あたりも後味もよく、品のよいレモンキャンディだ。

もしパッケージに「世界の山ちゃん」なんて書いてなくて、ミョーな似顔絵がついてなくて、真意不明の名古屋弁が連発されていなければ素晴らしいキャンディになっていたのに、デザインワーク一発ですべての栄誉が失われてしまったのではないか。そう思うと、じつに惜しい。
山ちゃんという謎の人物について、手羽先という酒肴について、デザインという仕事について、名古屋という都市について、深く考えさせてくれる飴でもある。

安部製菓製、個装紙込み70グラム入り、価格は不明。BBSの常連イクリーヌ+αさんが、個展会場に持ってきてくれた。

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2007.12.28

3D勘助ノート

071228山梨といえば甲州、甲州といえば武田信玄、武田信玄といえば山本勘助である。

山梨のパーキングエリアでガムか何か買ったら、抽選でこの勘助手帳が当たった。しかし、せっかく当たったにもかかわらず、「当たらされてしまった」という被害者意識にかられるのはなぜだろう……。

実在こそ疑わしいものの、軍略にたけた英雄として大人気の武将・山本勘助をあしらった3Dグラフィック付きのポケットノート。真紅の表紙にピンクの裏表紙、だんごを振り回す武将の絵がご丁寧に3つも付いた過激なカバーデザインが素晴らしい。描かれた馬上の山本勘助は、角度によってぴらぴらと動く。「風林火山」「山本勘助」までは、まあいいとして「勘助だんご」と書いてしまうところなどは、まさしく販売戦略上の大英断というほかはない。シャープペンシルも付属して、実用性もじゅうぶんだ。

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だが、取引先でこんな勘助手帳を平然と使いこなせるビジネスマンは、そうはいない。そんな恐ろしいことができるのは、どんな僻地でのどんなハードワークにも耐えられる、ごく一部の選ばれし勇者だけだろう。捨て身の決意で闘い続けるカミカゼ企業戦士にこそ使ってほしい3D勘助手帳である。もちろん、僕は絶対に使わないつもりだが。

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2007.12.12

みたらし団子グミ

071212最初に断っておくが、この菓子はたいへんうまい。試食のときも、一気に一袋ぜんぶ平らげてしまったほどだ。もし、天災のために長らく飢饉に苦しみ続け、いよいよせっぱ詰まって、今夜は家族をひとり殺して食糧にしてしまおうかと思い悩んでいる哀れな貧農一家などにこれを与えたら、やや量が少ないことを嘆くほかは、泣いて喜ぶに違いないほどの超美味である。

「だんご風味のグミの中にみたらし風のタレが入った!」と高らかに謳うコピーにも偽りはなく、だんご風味のグミはまさに団子そのものの味だし、みたらし風のタレはまさにみたらしそのものの味だ。味ばかりか食感さえも、ほぼそのままだから驚く。

071212bしかし、そこまで何から何までそっくりに作るなら、ふつうにみたらし団子を売れば済むのではないか。わざわざグミにして売っている理由がよくわからない。みたらし団子の完全なコピーを作ることに執着するあまり、グミキャンとしての存在意義が見失われている。製品としては大成功だが、そのためかえって製品としての意味を失ってしまった悲運の菓子だともいえよう。

ノーベル製菓製、50グラム入り、正確な価格は忘れたが、たしか100円ちょっとくらいだったような気がする。

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2007.12.01

麦当労的一級方程式

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マクドナルドのことは、中国語で「麦当労」(麥當勞)と書く。また、カーレースの最高峰であるフォーミュラ・ワン、つまりF1のことは、中国語で「一級方程式」と書く。英語の「Formula」には「レース車両の規格」以外に「方程式」という意味もあるからだ。だから中国語で「麦当労的一級方程式」と書けば、「マクドナルドのF1」という意味になる(んじゃないかと思う。理屈からいえば)。

これは読んで字のごとく「マクドナルドのF1」である。子供向けの小型レーシングゲームで、マクドナルドでなにかのセットを食ったりするとくれるらしい。知人がみやげにくれた。

ハンドルを模したコントローラーを操作して、前のF1マシンを次々にオーバーテイクしてゆく単純なゲームだ。昭和の少年にとってはなかなかカッコいいデザインでもあり、思わず期待がふくらむ。
が、実際にやってみると、なんとか走り出すことはできたものの、やたらとクラッシュしてしまう。何度やってもまともにレースができなかった。せっかくのゲームだが、どうも僕にはこの方程式は難しすぎたようだ。

価格はたぶん無料。当然ながら中国製だ。

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