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January 2007

2007.01.26

巨大プッチン

070126日本の正しいプリンといえば、やはりプッチンプリンにとどめをさす。味もいいのだが、なによりも素晴らしいのは、容器底の突起を折ると瞬時にプリンが取り出せるメカニズムだ。単純なしかけだが、子供の心をわしづかみにする魅力がある。
この伝統のプッチンメカはそのままに、激しく巨大化されたプッチンプリンが期間限定で販売されている。百円玉と比較すれば、その大きさがよくわかるだろう。400グラム、568キロカロリーのスーパーヘヴィ級だ。

ハッピープッチンプリンと命名されたこのプリンを食べるのは、おのれとの闘いに他ならない。意志薄弱な挑戦者なら、まず見ただけで気力が萎えるサイズである。ただ、プッチンプリンのすごいのは、とうてい食えそうにない巨大サイズでも、なぜかつるつると自然に口に入ってくるところだ。小さい頃から食いつけていて、それだけ深く身体になじんだ味だということかもしれない。
それでも食い終わるとさすがに猛烈に胸が悪くなる。だがそのとき「いま吐いたものをカップに受ければ、ほぼ同じサイズの新たなプリンが作れるかも」などとキモチワルイことを考えてはいけない。せっかくギリギリでこらえているところによけいな刺激を与えると、ほんとうに新たなプリンを作ってしまう結果になりかねないからだ。
グリコ乳業製、368円。近所のコンビニで買った。できれば3人以上で食べることをお勧めしたい。

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2007.01.10

印度カリー味&チョコ味 歯磨き

070110欲しい欲しいと心ひそかに念じていたものが、ようやく手に入ったときの喜びは格別だ。いま、我が手中には、長年夢見てきたマニアック・フレーバーの歯磨きペーストがある。「印度カリー味」と「ビターチョコレート味」だ。知人が持ってきてくれた。

「ブレスパレット」というスマートっぽい商品シリーズ名も、白地にくっきり黒いフォントを刻んだ上品なパッケージデザインも真剣そのもので、笑かしてやろうなどいう狙いはみじんも感じられない。ひたすらマジになって作り込んできたようだ。

キャップを開けて嗅いでみると、リアルな印度カリーとビターチョコの臭気が鼻をつき、早くもえずきそうになる。これはかなり手ごわい味だと心に厳戒態勢を敷き、たっぷりペーストをのせたハブラシをおそるおそる口に入れてみた。が、いったん口に入れてしまうと、かすかなフレーバーを感じる程度で、さほどのインパクトはない。香りはつけてあるが、まったく味をつけていないためだろう。たしかにみごとな仕上がりだ。

070110bだが、これほど破壊的なコンセプトをもちながら、たんにおいしく歯磨きできてしまうような結果では情けない。期待が大きかっただけに、こんな期待はずれのままで終わることは許されない。
なんとかきっちりえずくところまでいけないかと、喉の奥までハブラシを突っ込み、ああ毛先よ願わくば十二指腸に届けとばかり、祈りをこめてぐいぐいと力まかせに押し込んでみたところ、血の涙を流すほど激しくえずくことに成功。しかしこの方法だと、歯磨きペーストの種類とは関係なく、誰でも瞬時にえずくことができる。
ひょっとするとブレスパレットには嘔吐中枢を刺激する効果がないのだろうか。だとしたら、まったくがっかりとしかいいようがない。

070110c25グラム入り、210円から250円くらい。マーガレット・ジョセフィン・ジャパンが大まじめに販売している。
同シリーズには31種のフレーバーがあり、コーラ味や紀州梅味、ヨーグルト味まで用意されているあたり、なかなかのスピリットを感じるラインナップだが、どうせなら、もう一声のチャレンジがほしかった。ぜひとも32番目に「納豆味」、33番目に「マグロ刺身味」、そして34番目に「焼き肉味」を加えてもらいたい。根性のない開発担当者などは、そんなもの誰ひとり買う奴はいないんじゃないかと危惧するかもしれないが、けっしてそんなことはない。ほかの誰も買わなかったとしても、少なくとも僕ひとりだけは確実に喜んで買うからだ。

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2007.01.03

チロル板チョコブラック

070103
「ブラックなおいしさ!!」「CACAO65%」のコピーのすぐ隣で、マンガチックな黒ヒョウがガオオオーッ! と野生の雄叫びをあげている。ほんの数年前まで舶来高級チョコに独占されていたハイカカオチョコ市場にも、いまや子供用チョコメーカーのチロルが53円という低価格商品で参入を果たしているのだから驚きだ。

カカオ65%の板チョコブラック50グラムには、32.5グラムのカカオが含まれている。カカオ1グラムあたりの価格はおよそ1円63銭。ちなみにベルギーの高級チョコ、コートドール センセーション ノアーデオレンジ65%は100グラム336円で販売されているから、カカオ1グラムあたりの価格はおよそ5円17銭となる。いちいち比較するまでもなく、チロル板チョコブラックのコストパフォーマンスの高さが際立っているのがよくわかる。

070103b味のほうは、まあそれなりだ。もちろんまずくはないが、仰天するほどうまいとはいえない。甘さ控えめの普通の大人用チョコといっていいだろう。反面、幼稚なパッケージと異常なまでの低価格は、どうみても児童向けだ。いったいどんな購買層のためのチョコなのかさっぱりわからない。
だが、うまいだのまずいだの、まして購買層がどうだのなんてことはぜんぜん問題ではない。ようするにチロル板チョコブラックなら、大量のカカオが安く食える。それだけでじゅうぶんなのである。

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