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April 2006

2006.04.22

松阪牛チップス

060422分厚いステーキ肉が鉄板の上でジュウジュウと音を立てているような写真を全面にあしらったゴージャスなパッケージが、高級和牛への期待感を激しく切なく掻き立てる「松阪牛チップス」。チップスという名だが乾燥肉のチップスではない。牛肉で味付けしたふわふわせんべいだ。
袋をあけると、ヘヴィ&ローキーなパッケージのわりにやたらとライト&ハイキーなせんべいが入っている。ものすごく軽い。見た目的には、どうしても竜頭蛇尾の感がいなめない。食べてみると、ややオーバーオイリーながらも味は悪くない。だが牛ではなくえびの味がした。060422b原材料を確認すると、たしかに牛もきっちり入っているが、えびもやっぱり入っている。それどころかえびのほうが序列が前に来ている。ひょっとして成分的にはえびメインのせんべいなのかもしれない。だとすると、竜頭蛇尾どころか羊頭狗肉といえなくもない。いや、それも正しくは牛頭蝦肉というべきだろうか。
販売者は三重だいいちD、120グラム入り、580円。鈴鹿サーキット遊園地内の売店で買った。

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2006.04.19

フルーツパフェKitKat

060419ポップでカラフルなパッケージに、おなじみの「Have a break.」のキャッチコピーが映える「キットカット フルーツパフェ仕立て」。いまやチョコレートのオーソドックスとも呼べるキットカットだが、限定バージョンにだけは、なぜかしばしば恐ろしくチャレンジングな商品が見受けられる。伝統や格式を打ち壊してこそ新しい味が生まれる……。冒険的な各種限定版キットカットには、そんなフロンティアスピリットが横溢しているようだ。
原料には、いちご果汁パウダー、ブルーベリー濃縮果汁、メロン濃縮果汁、オレンジ・みかん混合濃縮果汁、バナナピューレが含まれている。完全にマジになって本格フルーツパフェを作り込んできたらしい。袋を開けるとフルーツの香りがつ〜んと鼻をつく。子供用の消しゴムのにおいによく似ている。ホワイトチョコにピンクのマーブリングというデザインも、やはりどこか消しゴムぽい。口に入れると、その瞬間だけは芳香と甘味がほどよくマッチして、意外にイケる。しかし、すぐさま恐怖の後味がやってくる。果実顆粒のザリザリした食感と強い酸味が複雑に混じり合い、いつまでも舌にからんで消えない。きわめて破壊的な味覚体験だ。
じつは恥ずかしながら英語の苦手な僕には、最初、箱に書いてある「Have a break.」というコピーの意味がよくわからなかった。だが、食べたらすぐにわかった。「さあ、ぶっ壊れてください」という意味である。試験に出るかもしれないので、覚えておいて損はないだろう。
ネスレコンフェクショナリー製、2袋43グラム入り、120円。

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2006.04.15

国産究極ハイカカオ99%

060415ついにコンビニの棚にも国産99%カカオが並ぶ時代がやってきた。「チョコレート効果 カカオ99%」を手にしたときは「いよいよ日本のチョコもここまで来たか」と、感慨に胸があつくなった。
カカオマス、ココアパウダー、乳化剤、香料のみで作られている。砂糖抜きだから、まったく甘味はない。「1箱でポリフェノール1700mg」と晴れがましく成分を謳い揚げる表記欄のすぐ下には、危険マークとともに「非常に苦いチョコレートです。お口で少しずつ溶かしながら、又は甘い飲み物と一緒に召し上がることをお勧め致します」と警告も入っている。だが、せっかくのピュアチョコレートに、そんなケチくさい食べ方は邪道だ。素人向きの警告など無視し、ガツンと豪快にかぶりついた。
苦い! 獰悪なまでに苦い。そして塩辛い。やっぱり甘い飲み物がほしい。やっぱり少しずつ舐めればよかった。99%チョコはすでに菓子ではない。医薬部外品ないし医薬品として取り扱うべき超高性能食品なので、用法・用量を守って正しく使うべきだった。
明治製菓製、45グラム入り、210円。薬物として利用できるほか、罰ゲームや各宗派の精神修養にもピッタリだ。

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2006.04.12

小袋漬

060412_1和菓子か飴のパックだと思うところだが、じつは漬け物のパックだ。漬け物の個装アソートパックは初めて見た。しかし考えてみれば、飴や和菓子の詰め合わせと同様、日持ちのする漬け物ならば、この売り出し方も理にかなっている。既成概念にとらわれず新機軸を打ち出したメーカーの企画力を高く評価したい。
ただ、買ってから半年くらいほったらかしてたので、3カ月ほど前に賞味期限が切れてしまった。公称賞味期限が切れても、和菓子や飴ならにおいを嗅ぐことによって実効賞味期限が切れているかどうか判別できるのだが、もともとくさい漬け物では、その判別がきわめて難しい。危険を承知で少し食ってみたが、とにかくたいへんくさい。もともとくさいものだったのか、腐敗してくさくなったのかよくわからなかったのが残念だ。
060412b「寒干大根」「ふるさとらっきょう・しそ味」「ふるさとらっきょう・ハチミツ味」「からしなす」「バリバリ漬」「香り梅」「うめ玉」「しば漬なす」など、ビビッド&カラフルなバリエーションが楽しめる。しかし150グラム入り520円は少し高いのではないか。今後はさらなるコストダウンをはかり、庶民の味として定着していってもらいたい。第一物産製。

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2006.04.05

国産ハイカカオ70〜86%

060405グローバル化の一途をたどる日本経済。外資の参入はあらゆる分野におよび、ハイカカオチョコレート市場は、一時海外資本に席巻される国辱的状況となっていた。しかし最近、国産ハイカカオチョコが巻き返し、大量に流通しはじめた。我が国のチョコレート文化発展のためにも喜ばしいことである。
精緻巧妙な製造技術を誇る日本製ハイカカオチョコは、甘味を抑えつつも香料が勝ちすぎず、舌触りなめらかで食べやすい。好みにもよるから単純には比較できないが、少なくとも海外製に較べ、日本人の嗜好に合う仕上がりになっているといえるだろう。
なかでもロッテ「カカオの恵み 85%CACAO」は、菓子としては限界ぎりぎりの高カカオ率にチャレンジしながらマイルドな甘味を実現しており、初心者から上級者までひろく楽しめる。「70%CACAO」はインパクトでは85%に一歩ゆずるものの、なかなか上質な味わいだ。いっぽう明治製菓の「チョコレート効果 CACAO86%」は香料が強く、ビギナーにはやや難度が高い。舶来品に慣れたハードコアユーザーにお薦めしたい。

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