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October 2005

2005.10.29

15円人形

051029田舎のコンビニのレジ前に2つ並べて売っていた。埃まみれの棚に「15円コーナー」と張り紙がしてあったが、あまりに安すぎるのを不審に思ってじっと見ていたら、すかさずレジのおばさんが声をかけてきた。
「それね、15円なんですわ。でも15円でもぜんぜん売れへん。どないしょーもないわ!」
どうやら彼女は本気でこれを15円で売ろうとしていたらしい。明らかな激安大特価にもかかわらず購買意欲がわかず立ち尽くしていると、おばさんが殺しワザを繰り出した。
「あ、それね、15円やけど、もうタダであげるわ!」
それで思わず貰い受けてしまった。箱には「ワンナイプチぬいぐるみ KAWACHAN」と書いてある。発売元はよしもと倶楽部。テレビ番組の連動商品らしいが、ちっとも可愛くないし、使い道もないし、どうもよくわからない。
だいたいKAWACHANって誰なんだろう。売れ残ったもう1個のKAWACHANはどうなるのだろう。そして、15円どころか0円で手に入れたのに、もっと安くしてほしいと思うのはなぜだろう。

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2005.10.22

げたんは

051022鹿児島の伝統的な駄菓子だそうだ。馴染みのない名だが、おおかた「下駄の歯」という意味だろう。台形に切った生地に黒砂糖の蜜がしみこませてある。
触ると蜜がベタベタして気持ちわるいが、味はそんなに悪くない。パッケージに「温めるとおいしい」と書いてあったので、電子レンジでチンしてみたら、表面の蜜が溶解してベタベタ感が倍増。気持ちわるさに磨きがかかってしまったが、反面、味は劇的によくなった。
10枚入り198円、1枚わずか19円80銭で買えるチンケな駄菓子が、たった30秒のマイクロウェーブ照射でいきなり1枚600円相当の高級和菓子に変貌する。驚異の錬金術菓子、薩摩名物ドロドロげたんはをぜひ試してみてもらいたい。柿原製菓製。

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2005.10.17

大麦若葉青汁

051017よく青汁はマズいといわれるが、そうだろうか。「青汁=マズい」という認識は一種のアーバンレジェンドにすぎず、ほんとうはたいへんウマいドリンクなのではないか。少なくとも僕には、青汁のどこがマズいんだかまったく理解できない。
前にもカップ付き粉末青汁を紹介したが、これはカップなしのシンプルな袋入りだ。また青汁材料の代表格ともいえるケールは使われておらず、大麦若葉、ほうれん草、緑茶、キャベツから作られている。水に溶かして飲むと、とくにマズくはないが、かといってあまりウマくもなかった。青汁特有のぼってりしたアオミドロ感に欠ける。青汁はやっぱりケール100%に限る……というのは青汁ウマい派の言い分で、青汁マズい派の人たちには、これでちょうどいい味加減なのかもしれない。
1包3グラム入り4包158円。シャンソン化粧品製。

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2005.10.11

カラムーチョタブレット

051011湖池屋の激辛ポテトチップ「カラムーチョ」の味をタブレットで再現しようという試みらしい。パッケージには「なんとカプサイシン入り」と書いてある。メーカー自身が、自分たちの作ってしまった製品に驚いているさまがよく伝わってくる。さらに「チリパイン味」という表記が怖い。そういわれても、常人にはちょっと想像のつかない味だ。
口に入れると、まず甘ったるいパイン風味がいっぱいに広がる。その後、唐辛子特有の数秒のディレイを経て、痛烈な辛みが襲ってくる。甘いような辛いような、爽やかなようなエヅくような、うまいようなまずいような奇妙な味だ。たいへん説明しにくい味だが、「七味唐辛子ソフトクリームによく似た味」といえば、誰にでもわかるはずだ。
湖池屋の系列会社、フレンテ・インターナショナルから発売されている。9グラム入り128円。でも3グラムも食べれば、充分に罪のつぐないを果たしたといえるのではないだろうか。

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2005.10.09

ブラックサンダ〜

051009
ジャケットデザインだけを見てCDを買うことを「ジャケ買い」というそうだ。同様に、パッケージデザインだけを見てお菓子を買うことを「パケ買い」という。いうったらいう。他の人はいわなくても僕はいう。
これはパケ買いした菓子だ。商品名は「ブラックサンダ〜」。ほんとは最後の「〜」がもっとギザギザしててカッコイイ風なんだが、残念ながらパソコンでは出ないマークだ。「黒い雷神」というサブコピーも劇画的ギザギザ感に拍車をかけている。
さらには「若い女性に大ヒット中!」ともあった。これは初耳だ。ひょっとするとインドのハイデラバードやシャージャハンプールあたりでは激しく大ブレイクしてるのかもしれない。たたみかけるように「おいしさイナズマ級!」ともあった。食うと駄菓子の味がした。「イナズマ級」は「駄菓子レベル」という意味だと思われる。
ユーラク製、32円。価格はたしかにイナズマ級である。

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2005.10.07

きなこチューイングキャンディ

051007名前に惹かれて買った。「チューイングキャンディ」って何だろう。しかもきなこ味だ! と、根拠不明の期待感に胸おどらせて食べてみてガッカリした。普通にまあまあうまい。激マズじゃないが、さりとてそれほどうまくもない。なんのドラマもない平凡な味だった。菓子にも人生にも、過剰な期待は禁物だという教訓かもしれない。
それにしてもどこかで食った味だと思っていたら、京銘菓・すはま団子の味そのものだった。京銘菓といわれる菓子には、世間でいうほどうまいものはない。そのくせなぜかバカ高い。すはま団子もまた例外ではないが、それを思えば、同じ味のきなこチューイングキャンディの40グラム126円という価格は、まず良心的だともいえるだろう。ライオン菓子製。近所のサークルKで買った。

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2005.10.03

トンカツチョコ

051003うまそうなトンカツだが、ちょっと四角すぎる。じつは「トンカツチョコ」という菓子だ。ウエハースを重ねた生地にクランチをまぶした本体に、添付のチョコソースをかけて食う。
見かけ倒しのくだらないギミックだと思うかもしれないが、そんなことはない。味はまったく別物なのに、さくさくした食感はトンカツそのもの。そのコントラストで味覚の異次元体験が楽しめる。甘さ控えめの本体と、甘ったるいソースもよく合って、なかなかうまい。カバヤ製、60円。
ちなみに付け合わせのキャベツは別売りだ。トンカツらしさを引き立てようとわざわざ用意したが、残念ながら味のマッチングがきわめて悪く、一緒に食べたら気分が悪くなった。もし味噌汁まで付けたら吐いていたかもしれない。051003b

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